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■ ゲーム製作ヒストリー
 書きながら、ああそういえば昔はこんなものも作ってたっけなあ、と感傷に浸っておりました(^^;)。


鷹月ぐみなのゲーム製作ヒストリー / 02.05.05

 私が今まで製作してきたゲームについて、その規模の大小、公開範囲の広さ狭さ関わらず、ともかく公開したものについて、一覧にしています。記事というわけではありませんが、私のこうした製作記録から、このページで得られるものの範囲も分かるかも知れません?
 なお、自分で良い出来だったと思うものは、マークを付けています。殆ど現在は遊べませんが、どうしてもプレイしてみたいというなら、要望がそれなりにあれば移植するかも知れません。


MSX

[ACT] RUNNER(MSX/1画面)
 初めて作ったゲーム。ランダムで生成されるステージマップ、主人公は上下左右で動くのですがキーを離しても止まらずに動きつづけます。敵にあたったり穴に落ちたらミス。歩くとスコアが加算されますが(ただし一度歩いた所はだめ)毎秒スコアは減っていき、ノルマに達するとクリア。

[ACT] リターントゥベース(MSX/1画面)
 当時Mファンで流行っていた「ドットバイパー」を主人公としたもの。初めてゲームとしてしっかりした形になった作品だったので、いまだに思い入れがあります。1ドットの自機はファンダムの名作「YOPPAL」同様慣性によって動きますが、重力付きです。一部分しか見えない宇宙空間の中を、どこにあるか分からない基地を探して放浪するというものです。1画面ゲームなので非常にシンプルなものですが、私自身が完成後相当遊びまくった作品でもあります。これでゲーム製作の楽しさを知った、というわけです。

[ACT] ぶつけっこ(MSX/1画面)
 2P(2人プレイ)専用。やはり慣性によって上下左右に動く主人公を操り、勢いよくぶつかって、相手を画面外に10回はじき出すと勝ちになる、というルールの作品。
 その後、Windowsで「Crash Over」というタイトルで改造移植しました。

[ACT] おいかけっこ(MSX/1画面)
 2P(2人プレイ)専用のジャンプアクション。追いかけ側と逃げる側があり、一定時間内に追いかける側が逃げる側に規定数ぶつかれば勝ちになり、そうでなければ負けになるというもの。逃げるほうがスピードもジャンプ力も上回っているところがミソ。

[STG] 惑星防衛1 LASER(MSX/1画面)
 惑星に向けて次々放たれるミサイルを、移動レーザ装置で迎撃していくというもの。画面の左および下にレーザ装置があり、スペースバーを押すとその2点直線間にバリアレーザなるものができ、そこにうまく落下ミサイルを合わせる、という内容。レーザの距離は長い方が得点が高い。

[STG] 惑星防衛2 DEFENDER(MSX/1ファイル)
 今度は敵戦闘機が惑星に向けて降下を開始。迎撃できるのは移動砲台3基。ということで、左右にしか動かせない自機を使って、落下してくる敵を打ち落としていく単純なシューティング。敵が10種くらいあってバリエーションに富み、なかなか面白い内容になった。

[ACT] DOTVIPER 基地探査(MSX/1画面)
 自動生成される洞窟の中を潜り抜ける、という内容のミニジャンプアクション。戦闘機のくせにジャンプできるのはなぜ?と後で考えると突っ込みたい気も。この作品は後にWindowsで「ESCAPE0」というジャンプアクション試作品として移植した。

[ACT] Swiccks(MSX/1画面)
 2P専用の爆弾置き系ゲーム。1回目でセット、2回目で爆発なのですが、その2点間にBOXFULLの四角形が描かれ、その中に相手を陥れれば勝ち。もちろん自分がその中に居れば自滅。フェイントや引っ掛けなど、プレイヤー間で見えない駆け引きが楽しめるものでした。友人知人に大好評でした。なお、この後にSPY&SPY的に画面を隠した「Swiccks2」もリリースしましたが、元のほうが反応は良かったようで。

[ACT] Tower of Shadow(MSX/3画面)
 主人公は遺跡の宝盗人。塔に入って、宝(画面右上)を盗んで、スタート地点である左下に戻れば1面クリア、しかしゴテゴテした障害物や穴と、ふわふわ追ってくるシャドウ(塔の守り手)がそれを阻む…。ヨーイドンで手先の器用さを駆使してクリアするゲーム。後に同名でWindowsに移植しました。

[AVG] AVGコンストラクション(MSX/1ファイル)
 「サラトマ」や「コロニーオデッセイ」に感化されて開発したテキストAVG製作ツール。シナリオも作りましたが当時のシナリオスキルは泣けてくるので聞かないでください(汗)。

[SLG] MAKING CITY(MSX/1ファイル)
 「A列車で行こう2」や「Sim City」に感化されて作った、エッセンス模倣ゲーム。主人公は市長となって、道や線路、駅を敷設していき待っていると、ぽこぽこと家が経っていきます。学校や遊園地、公園などいろんなものを建てられました。50年でどれくらい発展するか?というもの。箱庭ゲーム。

[SLG] 大商人(MSX/1ファイル)
 DQ4のトルネコシナリオに感化されて作った、武器・防具を売って買い取り儲けて行くというもの。

[STG] Orbit Force(MSX)
 STG製作ソフト「吉田建設」で作成した、スターフォースライクなSTG。

[ETC] Quiz-Fire(MSX)
 高校の学園祭に出展したクイズゲーム。1から作った初めての複数ファイルによるゲームでした。同人としては公開しませんでしたが、ほぼ同人ソフトクラスの出来でした。余談ですが、この作品に使った音源ドライバ「EXCELLION」を製作されてたのは、後にこまどのおもちゃで有名になった「ELEMENTAL SOFT」だったりする。


PC9801

[SLG] TS QUEST(PC98)
 少年ジャンプの企画「JBS QUEST」を下敷きにした、ポイント振り分けによる自動戦闘ゲーム。「FF ADVENTURE」などは言って見ればこの系列に当たります。台詞の設定が可能で、戦闘プロセスを読むだけで楽しめるものでした。

[RPG] ELLNARGE(PC98)
 PC98のRPGツクールで製作した作品。全5章編成で、3章途中でシステムへの不満から製作を中止してしまい、1・2章しか遊べないものになってしまいましたが、それでも25時間程度は遊べるシナリオになっていました。

[AVG] 夢の中の少女(PC98/同人ソフト)
 TRPGで遊んだものをAVG化したもの(全10章から成る)。当時の貧弱な作画能力、作曲能力を駆使して(苦笑)13日間で作り上げた作品。見栄えの悪さはこの上ないけれど、シナリオとしてはしっかり完結していました。AVGのくせにWT性のRPG戦闘があったりして、要するにTRPGの感覚を持ち込んだ作品。もう絶版にしていますが、個人的に思い出深い1作です。

[RPG] コズミックアーク EPISODE 1(PC98/同人ソフト)
 元は就職活動用に製作しはじめたスペースオペラ物RPG。全五章編成を予定していたが、諸般の事情で第2章までで開発中止、そのうちWindowsで出すことを考えています。恋愛パラメ系AVGの時間軸の考え方をRPGに持ち込んだ作品であり、極めて自由度が高く、プレイした人からの評価は高かった。


Windows

[ACT] Crash Over(Win/フリーソフト)
 MSX時代の1画面ゲーム「ぶつけっこ」のリニューアル移植作品。

[SLG] ラープルール戦記(Win/フリーソフト)
 信長全国版に代表される「テキスト戦略SLG」をエッセンスだけ抽出したもの。

[ACT] The ESCAPE(Win/フリーソフト)
 強制横スクロールのジャンプアクションゲーム。ややマップデザインが雑で、かつスピードもきびしめだった。なおこの作品の前身に「ESCAPE 0」があり、また、この作品系列の続編が「迷牢」となる。

[ACT] Tower of Shadow(Win/フリーソフト)
 MSX時代に製作した同名のアクションゲームのリニューアル移植。ホワイトフルート処女作品。「2分でクリアできちゃサクサクACT」が標語だが、これは本当であるとともに嘘。使用キーは十字キーのみという、ゲームルールはいたってシンプル。シャドーの動きをどう読むかがコツでした。

[ACT] 迷牢 -aka colossal cave(Win/フリーソフト)
 ご存知ホワイトフルート第2作目となるジャンプアクション。そのすべては決して斬新ではなく、昔あったゲームを多少今風にアレンジしただけですが、内外から高い評価を頂きました。

[ACT] ローラードライブ(Win/同人ソフト)
 慣性ドライブアクションと名づけた、独特な操作感が特徴の、タイムアタック型ジャンプアクション。なにげにR指定作品。


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