T.G.Inf:: 鷹月ぐみな情報局 2014
クリエイター活動再開準備中

SelfNote201109


2011/09



2011/09/29(木) - 新製品いろいろ

 デスマーチはとりあえず終わったのですが、その日ごとには色々あって、まだ腰を落ち着けて何かすると言うことができていなかったりします。
 そんな最近ですが、周りを見回してみるとなにやら新製品の発表ラッシュとなっている模様。少しばかり触れてみようと思います。

1: 安価なHD3000モバイルノート登場
 モバイルサイズ(11-12型)の安価なSandyBridgeノートも当初はHP Probookくらいしか見当たりませんでしたがぼちぼち増えてきたようです。Celeron B810モデルは無視するとして、「Core i3-2310M/HD3000」モデルが¥49980。USB3.0ポートもありますし、マウスノートの弱点であったバッテリーの少なさについても今回は「1.5kg/5.3時間駆動」とある程度持続するクラスに。Core-i5&メモリ8GBでも6万円で買えるとか良い時代になったものです。キータッチの出来は期待はできませんが、実用性はかなり高い逸品だと思います。

2: iPod追撃? Kindle Fire
Amazon、切り札は199ドルの7インチタブレット「Kindle Fire」
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1109/28/news132.html
 Kindleは米国では電子書籍リーダーとしてはそれなりの地位を得てはいますがReaderデバイスとしてiPadに押されている現状でした。この新製品はなんと$199とiPadより圧倒的に安い。しかも小型版や次世代Kindleはもっと安いという…。タブレットビジネスが本格的に動きつつある日本にとってアマゾンのこの製品は最悪の敵となる……、かは日本向け対応をするかどうかですかね。

3: ソニーの再挑戦「Reader」新モデル
ソニー、Reader新モデルを国内発表――3Gモデルも用意
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1109/29/news076.html

 ソニーの電子書籍端末「Reader」は米国では既に知られる存在でしたが日本においては(電子書籍プロバイダの成熟度合いの問題から)ようやく入ってきたばかりの製品。前モデルは若干使いにくいところがあって見送りを決めていましたが、新モデルはなかなか良さそうな。Kindle系よりは高いのは仕方ないとしても、安価な3G対応モデルも投入されるということでこちらは要注目です。ただ、内蔵メモリ2Gというのはもう少し頑張ってもらいかった感も。いくらMicroSDで拡張できるっていってもロード遅いですし。

4: お値段もエース?「RPGツクールVX Ace」
 RPGツクールの新作が発売されるとのこと。VXを名乗ってるものの結構拡張や変更が入るみたいですね。でも¥13440はずいぶん強気の設定ですねー。とりあえず詳細情報待ち。

5: 東芝が出すとあんまり新鮮味はないけど…Ultrabook
東芝、Ultrabook準拠の1.12kg/13.3型モバイル「dynabook R631」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110929_480188.html?ref=rss

 UltrabookはIntelの提唱したモバイルノートのカテゴリで「小型軽量、中高性能、薄型、長時間持続」を満たした製品を指します。
 もっとも、小型と言っても13インチも含まれ小型とは感じにくく、軽量といっても1.6kgくらいまであったりするので軽量とは感じにくかったり、長時間と言ってもLet'sNoteや旧DynabookRXの方がより長時間だったり、なまじCore-i5/i7のCPU搭載+SSD搭載ということでお値段が従来のCULVの1.5〜2倍となってしまうなど、突っ込みどころは色々あるのですが、このセグメントは私が求めている理想に近づいている感があるので、今後どしどし出てくるのを楽しみにしています。

 そんなUltrabookのコアとしてIvy登場までの間重用されることになるであろうCPUは、前に少し触れたことがあるSandyBridgeの7系(型番の1桁目が7)。いわゆるTDP:18Wの超低電圧CPUです。旧Core2時代の10Wに比べて値が上昇しているように見えますが、グラフィックスコア含めてですし、電力制御性能も上がっているうえ、性能もそれなりに高いため、非力とは決して言えないCPUとなっています。低電力であるがゆえに発熱量も少なく、そのため筐体も薄くすることを可能としているわけです。Let'sNoteはよく「通常電圧版を採用で高性能」と売り込んでいますが、その対価として筐体は分厚いわけで。ここらへんは利用者側がトレードオフをどう判断するかだとは思います。

 私としては13型はひとまずどうでもいいので、10-11型のUltrabookの登場を楽しみにしています。

2011/09/22(木) - 短信

 先週末は家庭の事情で仙台に行ってきました。3.11から半年経ちましたが海岸近くの土地は今なお震災の爪痕が残っています。というか手のつけようが無くて放置されているというか。

 そして23(金)〜25(日)の3日間は待望の旅行に行ってきます。長野一人旅〜♪ なんだか疲れてばっかりだったので温泉でゆっくり身を休めてきます。でも実は風邪を引いていて、本当は家で大人しくしてた方が良いんでしょうけれども(^^;

2011/09/15(木) - 失敗のシャープ

「ガラパゴス」進化せず シャープ、今月末で販売終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000513-san-bus_all

 SHARPはゲーム機競争の時代から何も変わってないというか。時流に乗った製品を出すもそのまま先細りして販売終了というパターンを何度見たことか。普通の企業なら(ノ∀`) アチャーですむのですが、シャープの後味の悪いところは拡張戦略であるライブラリ系サービスも販売終了と同時に放置状態にしてしまうところ。

○久々にメビウスブランドで光液晶パッドなるものを搭載したネットブックを出す→はじめは注目される→この光液晶パッドの将来的な拡張プランも提示→製品のスペックがしょぼくウケが悪い→各所で投げ売り→拡張プラン的なものも何一つ無くそのまま販売終了→「オンラインユーザー登録」終了のお知らせ(http://support.sharp.co.jp/mebius/menu/news/detail_top.shtml?did=187

○AndroidもといUbuntuに目をつけて「Netwalker」をリリース→はじめは注目される→電子書籍拡張を謳う→即時起動と言いつつブラウザ立ち上げるにも2分待ち→製品のスペックがしょぼくウケが悪い→各所で投げ売り→「NetWalkerライブラリーサービス終了のご案内(2011/8/10)」(http://books.spacetown.ne.jp/nwlib/

○タブレットに目をつけて「GALAPAGOS」をリリース→TSUTAYAと協業で電子書籍サービスも立ち上げる→売り上げが芳しくなく販売終了→??

 SHARPは目の付けどころは悪くないのですが、できあがった製品を触ってみると「これはダメだろ…」というのが多い。おまけに販促は発売直後に集中させてあとは売りっぱなし傾向。もう少し製品のサポートを細くてもいいので長くやってもらいたいのですが……プラズマクラスター系家電と液晶パネル製造のかたわら道楽でやってるんじゃないだろうかとも思えてしまうほど。

追記:ネットニュースから引っ張って来ました
これも進化か? シャープのGALAPAGOS2機種が販売終了へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110915-00000003-zdn_pc-sci

2011年9月15日 12時7分 ita*****さん 私もそう思う42点 / 私はそう思わない3点
昔のシャープ「目の付け所がシャープだね」
今のシャープ「見切りの速さがシャープだね」

2011年9月15日 12時12分dar*****さん 私もそう思う39点 / 私はそう思わない0点
目指してる、未来がちがう

確かに違った・・・。

 ワロタw

2011/09/14(水) - 気分はロシアンルーレット

 6月末より続いてきた仕事のデスマーチが一応本日で終了となりましたのでお知らせします。
 ただ、終わったといっても全然スッキリとはせず。受注したシステムのサービスインはしたのですが、原因不明の障害が何種類も残った状態だったりします。そんなシステムに対しての面倒極まりない運用保守の担当にさせられてしまいました。
 平日の定常的運用業務はともかくとして、「重大障害時は24時間365日サポート」という契約なので厄介極まりない。平日は解決するまで延々とサポート、夜中に発生すれば1時だろうが3時だろうがメールや電話が鳴り響き、必要とあらば即出勤という。ここ最近は枕元に置いた社用携帯がブルブルと鳴るのに怯えながら眠りについているわけです。実際先週末は40回くらいブルブル鳴ったという。
 そんな保守業務と並行で既に次の短納期のプロジェクトのチームにも加えられ、二束のわらじでしばらく暮らしていくことに。スッキリどころかゲッソリですね。会社やめたいわん

 そんな陰鬱な状況が続きますが、特に問題のない日についてはそこそこの時間で帰れるようになります。といっても並行している新プロジェクトの方がどうせ10月に入ると火が付くでしょうから先行きもあまりよくありませんが、平日1時間早く帰ることができれば1時間分の自由時間ができるということで、空いた時間を活用して色々やっていきたいと思います。

 ただ、精神的にも体力的にもグッタリしており、休養にも充てたいと思います(−−;

開発: 迷牢とは違う探索ゲーム開発中?
 こんな状況が続いて製作どころではなかったため自身の創作はゲーム開発はおろか絵描きまで全て休業していたわけですが、「自分が動けない」という状況を逆用して、うちのサークルにて、鷹月が動けなくても開発が進められるゲームを6月頃に企画していたのでした。私の方で4つほどゲーム案をひねり出しまして、その1つが裏で開発進行していたのです。リリースまでもう少しはかかると思いますが、完成に向けて順調に?進んでおり、そのうちサークルのページにて作品の予告ページができると思います。
 詳細についてはまだ書けませんが、探索系のゲームとなります。
 探索系と言えば「迷牢」が思い出されますが(そういえばもう公開してから10年が経ったんですねえ)、それとは全然別系統の作品となります。短期間でこしらえているのでボリュームについてはあまり過度な期待はしない方がいいかもしれませんけれどね(^^;

PC: Sandy To Ivy
 我が家のフラグシップPCは2008年12月に組み立てたPhenomX2 9350e(790GX/RadeonHD4350)です。ゲーム用というより、VPCを複数立ち上げる仮想PC群のホストサーバとしての活用が多かったのですが、気が付けばもう3年近く経とうとしています。正直、3D性能以外は全然現役でいける性能があるとは思うのですが、PCスキーとしてはSandyBridgeで一台組もうかなあと。そんな事を思っていたら忙しくなってしまい今に到るわけですが、こうなったらフラグシップはSandyは回避して次世代CPUであるIvy Bridge系が出るまで待ってから買おうかなーと思っています。
 なお、デスクトップ系ではこれとは別に、普段使い用のミニPCを1台使っており、現在はInspiron Zino HD(AthlonX2 4850e+Radeon HD 4330。初代型)を使っていますが(2010年7月20日の日記参照)、最近はさらに小さくグラフィック性能を備えたPCが発売されているので、食指がそそられています。


ZOTACの127mm角超小型ベアボーンを試す
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20110908_475810.html

ZOTAC、初のNano X2搭載127mm角超小型ベアボーン
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110913_477086.html

 小さい! 可愛い〜!
 どちらも同じ筐体で天板マークの色を変えているようですね。AMDがAMDカラーの緑、VIAがオレンジ。この筐体のIntelCPU版はまだ発表されていませんが、系列品のこのあたり(http://www.zotac.com/index.php?page=shop.product_details&flypage=flypage_images-SRW.tpl&product_id=240&category_id=118&option=com_virtuemart&Itemid=100170&lang=jp)を見る限り、やっぱりIntelCPUは青カラーっぽいですね。
 ただ、PCWatchの記事にあったベンチマークを見る限りでは、ZinoHD初代型にすら負けているようでした (´・ω・`)。ベンチマーク値(WindowsExperienceIndex on Win7)も一応出しておきます:

マシンスペックプロセッサメモリグラフィックスゲームグラフプライマリHD
ZotacNano(E350)AMD E-350+Radeon HD63103.85.54.05.65.9
ZinoHD(初期型)AthlonX2 6850e+Radeon HD43504.56.74.55.95.9
ZinoHD(第2期)PhenomIIX4 P960+Radeon HD5450?????

 第2期Zinoのベンチマークは不詳なので?としてありますが、ぱっと見てかなり性能向上してそうです。もちろんZotacNanoとZinoの体積にはかなりの違いがあるのですが(手のひらサイズとお重箱)、実用性を求める人はやっぱりZinoの方がいいですかねえ。などと言いつつ、E-450版が出たらこっそり買ってしまいそうな。

PC: このタイミングで投入?

【速報】NTTドコモが「Xperia PLAY SO-01D」を電撃発表
http://gigazine.net/news/20110914_xperia_play_so_01d/

 プレイステーションケータイXperia PLAYは海外で既に発表済でしたが日本では全然投入されなかったのでどうなるのやらと思っていましたがこのタイミングで発表ですか。
 確かAndroidであればそもそもプレイステーションが遊べるようになるだの何だのという話があったような気がしますが、やはり十字キーにゲームボタン付きという純正ゲームパッドがあるならそちらを使いたいですよね。むしろ、このXperia PlayでAndroidゲームがコントローラプレーできるようになると考えると結構夢ひろがりんぐ?



セルフノート