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SelfNote201201


2012/01



2012/01/23(月) - おつかれさまです、栃乃洋関

 昨日、大相撲は初場所の千秋楽。把瑠都が全勝は結局なりませんでしたが14勝1敗という見事な成績で賜杯獲得となりました。把瑠都は総合的には白鵬に劣るにしても横綱を張れる力を感じる数少ない力士です。ぜひ来場所も活躍してもらいたいと思います。
 さてこの千秋楽の日、栃乃洋関が引退発表となりました。魁皇引退後の最年長の関取として一人奮戦していましたが、幕下陥落確実となり今場所で土俵に別れを告げることを決めたようです。栃乃洋は右上手の魁皇の影になるような位置でひっそり活躍した左下手の名手。土俵の内外が揺れたこの2年間においてもまったくスキャンダルなものと無縁で、ストイックに稽古を続けてきた古風な相撲取りの一人でした。私が特別に興味を持って応援してきた力士は魁皇、栃乃洋、追風海の3人でしたがとうとう全員が土俵を去る事に。一つの時代の終わりを感じます。
 そんなこのニュースを知った直後に私はツイッターで以下のツイートをしました。

http://twitter.com/gumina2010/status/160970798763491328
栃乃洋も引退かΣ( ̄□ ̄;ガーン 力の差異はともかく、右上手の魁皇・左下手の栃乃洋として一時代を築いた四つの代表格でした。平成13年3月の魁皇が優勝した場所の3日目、貴乃花相手に何もさせずに左差し一本で完勝した相撲、これがおそらく栃乃洋の生涯最高の一番だったと思います
01/22 15:23

 これと同時刻のNHKニュース。

大相撲 元関脇・栃乃洋が引退(1月22日 15時23分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120122/t10015448981000.html
大相撲の元関脇・栃乃洋が現役を引退し、今後は親方として後進の指導に当たることになりました。(中略)最も印象深い取組として、平成13年春場所3日目の横綱・貴乃花に勝った一番をあげ「それまで1回も勝てなかった相手に勝ててうれしかった」と振り返りました

 やっぱり私の印象の通りでした。伊達に長いこと相撲を見ていません。このときの栃乃洋の完勝振りはいまでも眼に焼きついています。ほかにも組んでからの左下手からの強烈な引き落としで大関や朝青龍を簡単に料理したなどの一番も覚えていますが、このときの鮮烈さに比べれば……ですかね。ともあれ長い関取生活お疲れ様でした。親方として後進の育成楽しみにしています。

2012/01/17(火) - シティコンセプト

 1/14(土)、六本木ヒルズ森タワーの森美術館に「メタボリズムの未来都市展」を見に行きました。展示最終日が1/15(日)だったので慌ててと言いますか(笑)。
 この方面の学のない私は最初メタボリックシンドロームのメタボをつい連想してしまいましたが、そんな言葉が出てくるより何十年も前に提唱された伝統ある言葉なわけで。用語の詳細はWikipediaの当該項目を見ていただいたほうがいいかな。
 特別の興味があったというよりDQ展の時に森美術館の年間パスポートを購入したので、少しでも興味のありそうな展示はせっかくだから見に行こうという程度だったり。
 都市計画の設計図案やコンセプトなどがメタボリズム運動の歴史に添う形で大量に展示されてました。やたらノートにメモを取る客が多かったです。建築デザイン系の学生さん、あるいは本職の方なのだと思います。

 感想としては……巨大都市やら公園やらの、コンセプト立てて作られた設計の様式美! に尽きます。ゲーム作者的には、「マップデザインって、なんだかんだテキトーにやってるだけで、よくよく考えるとデザインといえるような事をやってなかったり、やったつもりでも世界観としてみたときに全体との調和が取れてない歪なものになっていたりするなー」とかとか色々と思うことがありました。
 同じ森美術館のDQ展のときは、堀井雄二による街マップなどが展示されていて、これに感激した人が結構いたみたいなのですが、正直に言えば私はその手のはしょっちゅうやっていたので特別思うこともなく、むしろ今回の未来都市展の数々の設計図案を見たときに感動してしまいました。

 RPGで独創的な都市は様々登場しますが、そのうちどれくらいが生命感を感じられるでしょうか。
 たとえばFF7(スクウェア)は全体としては名作ですが、個々の都市とその他との調和のなさ、違和感は昔から気になっていたのです。ジュノンは入り口はなんかよくわからん街で、奥のエレベータでジュノン空港にいけたりするわけですが、生活感があるんだかないんだか良く分からない構造に不自然感を受けまくりでした。コレル山からゴールドソーサーに向かうロープウェーにしたってそう。あれはネバダ〜大峡谷〜ラスベガスがモチーフになっていることは実際に行ってみた私にはよく分かるのですが、あんなスラムのコレルからのみ単線が走っているというその違和感。偽リアリズム。これに対して幻影都市(マイクロキャビン)におけるアウターシティをつなぐ地下鉄駅の描写や雰囲気たるや、肝心の乗り物に乗らずにそのプラットフォームで延々とエスカレーターに乗ったり降りたりして時間をつぶしたくなるほどです。この差はどこにあるかといったら、マップというものに対するコンセプト・デザインがちゃんとあるかどうか、全体から見た部分を大切にし、部分をつなぐ全体というものがしっかりしているかどうかという点だと思うのです。全体の全体から見る視野というものがある(今まで全体と考えていたものは実際は1マップに過ぎず、もっと鳥瞰的視点で、という意味)、ということを少しお勉強できたような気がします。気だけ。

2012/01/14(土) - 気が付けば半月

 新年あけましておめで……あれ?

 年明け早々仕事がノンストップヘルモード(感覚的にはデスマーチの一段下)といった感じで息つく暇がないまま今を迎えてしまいました。この土日はゆったりと体力回復に努めたいと思います。
 今年の抱負とか活動方針とかそこらへんはまた改めて。



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