CARK-SEC04

　前回はディスクの輸送後、＜宿泊する＞を選びました。その結果、見知らぬ男からの電話で危機を脱出しましたが、代わりに100時間もの間、冒険の中継地となりうるギルドハウスに近づけなくなってしまいます。実はこれは結構の痛手でして、100時間も経過していると受けれなくなる依頼などもあるのでした。
　だったら「宿泊なんかしないでさっさと帰っておけば良かったんじゃ？」というのも選択の一つ。でもこちらを選んでいた場合はですね…




　カジノシティを出て街に戻ろうとするとこうなります。





　ということで暗殺者二人がデリンジャーを構えて襲い掛かってきたのでした。ディスクの中身なんて見ていなかったのですが口封じのようです。だったら中身見ておいたほうが良かったですね。



　戦闘シーン。基本的な流れは宇宙戦闘と同じですが、主砲・副砲の変わりに行動するアクターはルイとジュエルになります。ライフは共用です。また、地上戦の場合はパーセンテージ戦闘システムではなく、ＨＰが０になるまで戦うスタンダードなルールが適用されます。
　で、正直この戦闘なんですが……地上戦闘用の装備強化をしないまま挑むのはかなり無謀でして、コツを知ってても結構殺されてゲームオーバーになります。だから、「装備強化した上で正面突破する」か「100時間ギルドハウスに戻らない代わりにさくっと1000Cred入手できる」の二者択一だったわけです。

地上戦闘のコツについて

　宇宙戦闘は破壊率のおかげで運が良ければ簡単に倒せてしまう事もあるのですがこちらはそうもいきません。戦いのポイントはヒロインであるジュエルの行動にあります。
　ルイの戦闘コマンドは初期状態だと「ナイフ」と「ハンドライフル」。前者は命中率が高くエネルギー消費も少ない代わりに殺傷力も低め。後者はエネルギーを少し消費する変わりにそこそこのダメージ。まあ、エネルギーを気にするような場所ではないのでライフルをひたすら連射で良いです。
　ジュエルはライフルの他に「クリスタル」というコマンドが選べます。これは一定時間、攻撃から身を守る防御壁を作り出すことができます。かなりのダメージカット能力があるのですが、その代わりジュエルは攻撃行動はその回は取れません。使うタイミングは、カウントタイムの値を見定める必要があります。次のジュエルのターンが回ってくるまで２回攻撃を食らう流れであればクリスタルの方が効果が高く、１回しか攻撃を受けないようであれば通常攻撃の方がオトク、とかそんな具合です。
　なお、戦闘中は逃げるとかロードなどというコマンドは出てきません。生きるか死ぬかしか結果はありません。（離脱専用のアイテム利用を除く）



　このイベントの場合は、ギルドハウスへ戻ってもペナルティなどは発生しません。それだけではなく、ここで登場する敵からは最大ＨＰが１上がる＜ライフカプセル＞を入手できます。わずか１ですが、地上戦では１回戦闘が終わればライフはＭＡＸ状態に戻るため、連続戦闘を踏まえるとかなり違いが出てきます。

２回目の斡旋依頼

　衛星ソリエールにもギルドハウスに相当する酒場があります。但し規模は小さく、仕事の数も少なめ。



　とりあえずこれを受けてみることにします。
　なお、非常にこっそりとですが、母星ミッドガルドに一度戻って船の装甲を40→45に強化済みです（500Credit）。





　現れた男が依頼内容を説明してきます。放送衛星からの通信にノイズが入っているので調べて欲しいというもの。環沃石という電磁波を出す物質が付着したのではないかと男は言います。




　ピ――――ッ、という音と共にタスク登録されました。さっそく宇宙に向かいます。




　今回は「目的地へ移動する」のリストには出てきません。「自由座標航行」の出番となります。このように任意の座標を指定できます。その気になれば遠いところも設定可能で、




　その場合はこのように警告メッセージが表示されます。移動も強行できますが、実行するとサイレンが鳴り響き、



　このように最終警告が表示され最終判断ができるようになっているので、うっかり入力の桁を間違えた時でも安心（？）です。
　それはさておき、設定目的地である(x,y,z)=(20,20,10)に２時間で無事に到着しました。（実は一度海賊船と遭遇して、エネルギー補充後もう一度移動しなおしてたり）

　しかし特に何のイベントも発生しません。単に設定した座標に到達しただけだからです。ここでレーダーの出番となります。



　レーダーは初期状態だと探査範囲は距離３です。良いレーダーはこの探査範囲が伸び、より遠くにあるものまで識別できるようになります。ともあれ実施。



　これで衛星とおぼしき物体の場所を特定できるようになったため、再度「自由座標航行」で、(x,y,z)=(21,19,10)にセットして目的地に急行します。

衛星調査〜解決まで

　到着すると、艦載コンピュータが「放送衛星を発見しました」との報告があります。そのあと、調査モードに入ることでこの画面となります。
　ここで「調査する」を選ぶと、「１回の調査で１時間かかるけどいい？」とジュエルが聞いてきます。この行動は成果なしの場合と成功の場合があります。




　これは失敗ケース。



　こちらは成功ケース。酒場での情報の通り、環沃石が邪魔をしていたようです。さらに１時間をかけて除去に成功します。スムースに作業完了！
　まあ、送信装置ではなくて受信装置の方についていたわけですけどね。

　なお、仕事終了ということでソリエールに戻るわけなのですが、酒場で放送局の男を呼び出してみると、男は困惑した表情でルイたちを迎えます。



　どどーん。というわけで調査が不十分だったようでした。とんぼ帰りです。なお、開けた宝箱をもう一度調べてみるような勘の良い人は、ソリエールに戻らずに念のためもう一度調査することをその場で思い立つかもしれません。



　再調査の結果、何やら不審な情報がもたらされます。




　すると、艦載コンピュータから「音声通信要求が入りました」との一報。一気に怪しくなってきました。




　この顔見たら１１０番！　悪確定きました！





　依頼人変更というか単なる買収ですよね。しかしこれだけベラベラ喋ってくれるのは根は正直な人なのかもしれません。

ルイ「拒否して、除去を始めた場合は？」
男「そりゃもう、実力行使あるのみさ。近くの岩場の影に戦闘機で待機している」
ジュエル「……ルイ、どうするの？」
ということで、「買収される」か「対決を決意するか」を選択することになります。



　ここで買収された場合は2000Creditを即、手に入れることができます。



　その場合は当然のように、二度とソリエールの酒場では仕事の斡旋をしてくれなくなります。後々損になりそうなので、やはりここは対決を選んだほうがいいと思うわけですが、




　で、戦闘に入るわけです。
　敵は１機のみですが高速戦闘艇。相手の攻撃回数多いわこちらの攻撃が当たらないわ敵の攻撃力高いわ。かといってミサイル多用するとエネルギー切れでソリエールに戻る事すら出来なくなるわでここは戦闘難易度高めです。装甲が開始時の40ではまず勝てません。
　なお、宇宙モードのイベント敵戦闘については、パーセンテージ戦闘システムではありますが、一定％までダメージを蓄積しないと判定に入らないという仕様があります。
　頑張って撃破に成功すれば、爆発炎上する（なぜ宇宙で炎がという突っ込みは野暮）ＢＧ−１７を見ながら、

ルイ「……俺がたとえ冒険者だったとしても、同業者じゃないぜ、お前とはな」
　とキリッ、とした台詞を吐いたあとでノイズ発生器を除去します。
　で、ソリエールの酒場で男を呼び出せばタスク完了です。



　放送会社の男は嬉しそうに話し、1900Creditを支払ってくれました（当初条件では1500Credit）。「ＮＴＳ放送もご贔屓にお願いします」と宣伝をしたあとで去っていくのでした。

　ということで今回は自由座標航行およびレーダーを使った探査を用いたクエスト編でした。次回も別のタスクを一つ受けてみることにします。
　なお、ジャフラに行く為の燃料タンクを一発で買える依頼は、ミッドガルドのギルドハウスで斡旋していた「クライン研究所からの人間の救出」（報酬8000クレジット）ですが、報酬額から想像つくように難易度もタスクボリュームも戦闘難易度もＡ級なので、現時点で挑んでもどうしようもありません。（但し、期限も非常に高く設定されるタスクであるため、他のタスクと並行で受けることは可能です）

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