game_breakjump

5x5マスゲーム - ブレイクジャンプ
紙とペン、それと対戦相手がいればいつでも気軽に遊べるゲームです。
原案:1986年(鷹月ぐみな) 改案:2010年(itoh) / Update: 2010/06/01 22:16:55

ルール
5x5のマスで戦う2人用のゲームです。
じゃんけんで勝った方が先手として、順番に任意の地点に数字(1・2・3・4)のいずれかの数字を置きます。置いた場所は壁としても扱われます。
次の人が置けるマスは、このマスの数字分タテヨコ(斜めは無理)に移動した地点のいずれかとなりますが、まず場所を次の人は決定します。
決定した段階で、二地点を結ぶ空きマスはすべて壁で埋めます
何の数字を置いても次の人が置く場所がなくなった時、この最後の数字を置いた人の負けとなります

 文章だと分かりにくいので例によって図で説明します。

(図1)
お互いどこに置いても構いませんが、このような位置に「4」を置くと、飛び先がすべて壁になるため、これを置いた初手側の負けということになります。
 なお、ルール上は「数字」なら何を置いても構いませんので、「0」も置けますがこれも壁直撃でありその時点で負けます。5以上の数字についても同じことが言えるため、結局置ける数字は1・2・3・4のいずれかに規定されます。

(図2)
正しい初手例。この場合次の手は「*」で示した3箇所のいずれかとなります。

(図3)
後手の人はまず置く場所を確定させます。その時点で二地点間、この場合は4Dに壁が造られます。

(図4)
で、このように次の手を置いていき、続けることになります。

(図5)
継続例。ここでは一見「*」の位置に「1」を置けば勝ちのように錯覚しますが、1Cに何か置くことを決めた時点で壁ができるため1は置けません。従って応手は「2」か「4」のみとなります。
 1Cに「4」を置いた場合は3Cも自動的に壁になるため残るマスは僅か3つですが、5Cに「2」を置くことで詰みが発生してしまいます。
 従って1Cには「2」しか置けません。そうなると次のプレイヤーは「1」か「2」を置く事になりますが、「2」を置いたら5Cに「2」で詰みなので3Cには「1」しか置けません。すると次のプレイヤーは「2」しか置けませんが、5Dに「1」を置く事で次のプレイヤーはどこにも置く場所がなくなるため詰みとなります。
 従って、1Aの「2」の時点で既に勝ちが確定しているということになり、敗着がその1手前に置いたプレイヤーの「4」ということになるでしょうか。

 よくアニメなどで、危機的状況から逃げるときに自分の後ろがどんどん崩壊していくシーンがありますがイメージ的にはそんな感じですかね。最後に逃げ場が無くなった側の負け。

オリジナル・ルール
 1986年に私が考えた時のオリジナルルールは↑とほぼ同じですが、「2地点を結ぶ場所を壁とする」がありませんでした。そのため勝負が付くのが比較的後半になります。その点この改案ルールは勝負が早く付くあたりが改善されていると言えます。この改案は、オリジナル版を同僚に提示したら後日、同僚から「こんなのどうー?」と提案されたバージョンです。

 でもぜひオリジナル版も試してみてください。

そのほかの5x5マスゲームもどうぞ!
4目並べ改
Winds_Of_Change



TopPage
名前: コメント:
■コメント一覧■ 件数=0 最新100件のみ表示