Gumikiセットアップガイド
Gumikiをダウンロードしたあとのセットアップ手順、それからGumikiを用いたページ製作についてのごく簡単なチュートリアルです。このセットアップガイドは、ver1.14~1.15を想定して書かれています。他のバージョンでは若干なり内容が違いますので注意してください。
※ver1.2xのインストール手順はさらに変わりました。1.2系についてはリリースノートの方を参照しセットアップを行ってください。
※ver1.2xのインストール手順はさらに変わりました。1.2系についてはリリースノートの方を参照しセットアップを行ってください。
- インデックス
Gumikiセットアップガイド
1.まずは解凍
2.サーバアップロード前準備
gumiki.cgiの設定
edgumiki.cgiの設定
3.サーバへのアップロード
4.gumiki.cgiの実行
ファーストステップ・チュートリアル
既存ページの編集
新規ページの作成
リンク作成
1.まずは解凍
2.サーバアップロード前準備
gumiki.cgiの設定
edgumiki.cgiの設定
3.サーバへのアップロード
4.gumiki.cgiの実行
ファーストステップ・チュートリアル
既存ページの編集
新規ページの作成
リンク作成
1.まずは解凍
gumiki.lzh をダウンロードし、圧縮ファイルを解凍してください。すると、以下のフォルダ構成ができあがります。/gumiki/css/ .. スタイルシートや固定画像を保存しているフォルダ database/ .. 本文以外のテーブルデータを保管するフォルダ upload/ .. ファイルアップロードの格納フォルダ text/ .. ページ本文を格納するフォルダ gumiki.cgi .. 閲覧用実行プログラム edgumiki.cgi .. 編集管理用実行プログラム common.cgi .. 共通設定ファイル auth.cgi .. Gumiki認証用モジュール cgi-lib.pl .. Perl操作ライブラリ sql-engine.pl.. データ処理用SQLモジュール index.html .. フォルダの蓋
2.サーバアップロード前準備
Gumikiを動かすためにはcgiの動くサーバにアップロードしなくてはいけませんが、その前に設定するべきことがあります。実運用を想定した設定事項については別途、管理者ガイドのほうで述べることにして、まずは動作すればいいという目的で、最小限の設定項目のみ記述していきます。gumiki.cgiの設定
先頭行の #!/usr/bin/perl を、必要ならサーバのプロバイダから指定されたperlの格納アドレスに変更します。この設定のままで動くプロバイダも多いと思います。edgumiki.cgiの設定
同様、先頭行の#!/usr/bin/perl を、必要ならサーバのプロバイダから指定されたperlの格納アドレスに変更します。common.cgiファイルにも設定項目が色々あります。まず動かしてみたいという場合はいじる必要はありませんが、必要時は管理者ガイドを見ながら適宜設定してください。
3.サーバへのアップロード
サーバ上の任意の場所に、全てのファイルをこの構成のままアップロードしてください。また、いくつかパーミッション設定が必要になります。≪755を設定するもの≫
gumiki.cgi / edgumiki.cgi
≪544を設定するもの≫
common.cgi / auth.cgi / cg-lib.pl / sql-engine.pl
≪666を設定するもの≫
database フォルダにある拡張子datであるもの全て
text フォルダにある拡張子datであるもの全て
gumiki.cgi / edgumiki.cgi
≪544を設定するもの≫
common.cgi / auth.cgi / cg-lib.pl / sql-engine.pl
≪666を設定するもの≫
database フォルダにある拡張子datであるもの全て
text フォルダにある拡張子datであるもの全て
パーミッションの数値についてよく分からない方は、こちらのサイトを参照してください(外部)→http://www.tryhp.net/permission.htm
また、フォルダは全て755になっているかどうかも確認してください。(多くのFTPソフトは転送時に自動的に755を設定してくれますが)
このパーミッション設定が終わればあとはもう実行するだけです。
※フォルダ:755だと、書き込みが失敗するプロバイダが存在します。この場合はフォルダは777に指定してください。
4.gumiki.cgiの実行
ブラウザにアドレスを入力し、サーバにアップロードしたgumiki.cgiを実行してみてください。こういった画面が表示されていれば、インストールは基本的に成功です。
- gumiki.cgiにアクセスしてcgiエラーが表示された場合
プロバイダがPerlの実行をユーザに認めていない
さすがにこの場合はどうしようもありません(・・;
edgumiki.cgiあるいはgumiki.cgiの先頭行のPerlフォルダの指定が間違っている
perl.exeの格納場所はプロバイダの該当ページを参照ください。
いろいろやっても動かなかったら掲示板にその旨書き込んでもらえれば、分かる範囲でサポートします。
ファーストステップ・チュートリアル
先ほどの画面が表示されていれば、Gumikiを用いて自由にページの作成、編集を行う事ができます。まずページの編集を行ってみましょう。既存ページの編集
いま見ている最初の画面はTopPageのはずです。画面右上に「ページ編集」というリンクがあると思いますので、こちらをクリックしてください。これがページの編集画面です。テキストエリアにはTopPageの内容が表示されていると思います。ここの内容を適当に編集してみてください。
そののち、”この情報でページを更新する”ボタンを押してください。他のチェックボックスやボタンなどは無視して構いません。すると、
ページ:セットアップガイド を更新しました。
[▲ページを確認する] △レルムページに戻る
[▲ページを確認する] △レルムページに戻る
こういう画面が表示されたと思います。これでページの編集は完了しているはずです。”ページを確認する”を押していただき、編集した通りにTopPageが更新されていることを確認してください。
新規ページの作成
今度は、新しいページを作成してみましょう。Gumikiでは2つの方法によってページ作成が可能です。ページの右上に、”レルム管理”というリンクがありますのでそちらを押下してください。なにやらゴチャゴチャした画面が表示されますが、これをレルム管理ページ(或いは単にレルムページ)と呼びます。
現在、TopPageとMenu という2つのページが登録済になっていることを確認できると思いますが、このレルムに新しくページを追加していきましょう。
『このレルム内にページを新規作成する』という見出しが見えていると思います。こちらに、何でも良いのですがたとえば"testpage"と入力し、”ページ新規作成”ボタンを押下してください。
すると、さきほどの編集画面に似た画面になると思います(よりシンプルです)。
こちらのテキストエリアに適当に文章を入力したのち、”この情報でページを登録する”ボタンを押下してください。
ページ:testpage を作成しました。
[▲ページを確認する] △レルムページに戻る
[▲ページを確認する] △レルムページに戻る
そしてページを確認し、いま入力した内容でページが作成されていることを確認してください。実にページは簡単に作成できたことと思います。
リンク作成
testpageというページを作ったは良いのですが、この時点ではまだリンクが張られていません。どこからか辿れるようにリンクを張ってあげる必要があります。先ほどのTopPageに戻りましょう。ページ右上の”Home”か、サイドメニューの"TopPage"を押下してください。
そして、TopPageから再び「ページ編集」を行います。編集画面のテキストエリアに、以下のような記述を入れてみてください。
ここを押してください→[[testpage]]
こちらはまだ作成されていないページです→[[新しいページ]]
こちらはまだ作成されていないページです→[[新しいページ]]
この中括弧2個による括りでリンクを表現します(二重スクウェア・ブラケットと呼びます)。なお、この中括弧は必ず半角の"[" "]"でなくてはいけません。
そののち保存し、いま編集したトップページを確認してください。
リンクが2つ作られているでしょうか。そして、testpageというリンクを押下すると、先ほど作成したページが無事表示されたでしょうか。
- もうひとつのページの作り方
先ほどのTopPageに、「新しいページ」というリンクがあると思いますのでこちらを押下してください。
新しいページ
レルムにページが存在していないか、トップページが存在していません。
レルムにページが存在していないか、トップページが存在していません。
存在しないページをリンク先に指定した場合、必ずこういうメッセージが表示されます。この時、画面右上に「このページの作成」というリンクが出てきますので、こちらを押していただくと、この実体の存在しないページを作成する画面が出てきます。適当に編集して保存してみましょう。
そののち、TopPageから再度「新しいページ」のリンクを辿ってみて、ちゃんとリンクが繋がったことを確認してください。
こういった作業を繰り返していくことで、Gumikiのサイトを構築することができます。あなたはもう初歩的なGumiki使いになれました。
もちろんGumikiにはまだまだ多彩な機能や設定が存在します。それらは管理者ガイドやリファレンスガイドを読んでもらいながら1つずつ覚えていってください。特に管理者ガイドでは認証について触れられています。認証機構を導入しないと第3者がサイトを自由に書き換えることもできてしまいますので、早めの導入をお勧めします。
→TopPage