行頭命令(装飾系)
行頭命令は、行の頭に#xxxx と書くことで特別な働きをするGumikiコマンドです。複数の引数を取る場合があり、その区切り文字はスペースになっています。このセクションでは、装飾系のみ説明しています。インデックス
行頭命令(装飾系)
・#h1~#h6:見出し
たとえばh4で記述した例
たとえばh5で記述した例
・#div~#enddiv:ブロック指定
・#hr:仕切り線の表示
・#dt:<dt>互換
・#pre:<pre>互換
・#p:段落ブロック
・#pr:右詰め段落ブロック
・#q:引用ブロック
・#xmp:整形済みブロック
・#r:コメント行
・#start_source~#end_source:ソースブロック
・#start_nobr~#end_nobr:改行禁止ブロック
・#start_table~#th~#td~#end_table:テーブルブロック
・その他のテーブル記法
・#start_field~#end_field:括りブロック
・#start_space~#end_space:半角空白の有効ブロック
・#customdiv:拡張スタイル領域の開始
・#openclose:領域の開閉スイッチを生成する
・#printtitle:表題の表示
・#h1~#h6:見出し
たとえばh4で記述した例
たとえばh5で記述した例
・#div~#enddiv:ブロック指定
・#hr:仕切り線の表示
・#dt:<dt>互換
・#pre:<pre>互換
・#p:段落ブロック
・#pr:右詰め段落ブロック
・#q:引用ブロック
・#xmp:整形済みブロック
・#r:コメント行
・#start_source~#end_source:ソースブロック
・#start_nobr~#end_nobr:改行禁止ブロック
・#start_table~#th~#td~#end_table:テーブルブロック
・その他のテーブル記法
・#start_field~#end_field:括りブロック
・#start_space~#end_space:半角空白の有効ブロック
・#customdiv:拡張スタイル領域の開始
・#openclose:領域の開閉スイッチを生成する
・#printtitle:表題の表示
・#h1~#h6:見出し
記法:#h(x) 見出し内容説明:見出しを表示します。どのようなレイアウトで表示されるかはスタイルシートの記述次第となります。Gumiki記法でももっとも基本的なものとして多用します。
実例:
記述:
#h4 たとえばh4で記述した例
たとえばh4で記述した例
記述:
#h5 たとえばh5で記述した例
たとえばh5で記述した例
基本的にはページ本文は、この#h2~#h5と普通の文章を中心に構成されます。h1はページタイトル用に使われています。なお、#h6 については、プレインストールされているスタイルではサポートしていません。・#div~#enddiv:ブロック指定
記法: #div class名 ~ #enddiv説明: ユーザが独自に作ったdivのスタイルをブロックに指定する場合に用います。<div>タグの置き換えであり、これによって行末の面倒な「|」を使わなくてすみます。v0.92a以降対応。
実例:
記述:
#div box1
こう記述すると枠になるのはスタイルのおかげ。
#enddiv
こう記述すると枠になるのはスタイルのおかげ。
・#hr:仕切り線の表示
記法:#hr説明:仕切り線を表示します。<hr>互換の記法です。
・#dt:<dt>互換
記法:#dt 見出し説明:本来の<dt>タグとは用法が少し異なりますが、見出しの一種として活用できます。
実例:
記述:
#dt 見出し
本文はこんなかんじで
- 見出し
・#pre:<pre>互換
記法:#pre 内容説明:1行だけですが、内容を禁則処理なしの整形テキストとして表示します。HTMLの<pre>~</pre>互換の記法です。
・#p:段落ブロック
記法:#p 内容説明:1行だけですが、内容を段落として表示します。<p>~</p>互換の記法です。
・#pr:右詰め段落ブロック
記法:#pr 内容説明:1行だけですが、内容を右詰の段落として表示します。<p align="right">~</p>互換の記法です。v0.93a以降対応。
・#q:引用ブロック
記法:#q 内容説明:1行だけですが、内容を引用として表示します。
・#xmp:整形済みブロック
記法:#xmp 内容説明:1行だけですが、内容を整形済みブロックとして表示します。HTML3.1までの<xmp>と同様の働きをします(実際には<pre>タグで出力されます)。#q と動作が似ていますが、#qはタグを評価するのに対して、#xmpはタグの評価も行わなくなります。
・#qの場合:
この記法はタグを評価するので装飾ができます・#xmpの場合:
タグを評価しないので<b>と書いても装飾できません</b>
・#r:コメント行
記法:#r 内容説明:この行をコメントとして扱います。表示されません。
・#start_source~#end_source:ソースブロック
記法:#start_source~#end_source説明:#start_soureceの行から、#end_source の行までの間の複数行を、ソースブロック=整形済みテキストとして扱います。
実例:
このブロックが整形済みテキストと して扱われています。<b>とかの装飾タグも</b>この中では やっぱり無効化されます。
・#start_nobr~#end_nobr:改行禁止ブロック
記法:#start_nobr~#end_nobr説明:通常、ページ本文は改行を入れるとその通りに閲覧時でも改行されてしまいますが、これらで括った行の間は、自動改行がされなくなります。このブロック内で改行をしたい場合は、HTML記法である<br>を使えば改行されます。
・#start_table~#th~#td~#end_table:テーブルブロック
記法:#start_table~#th~#td~#end_table説明:テーブルをそれなりに簡単に作成します。実例で説明します。
記述: #start_table #th ゲーム名,ジャンル,評価 #td ドラクエ1,RPG,RPG全盛文化の牽引役 #td たけしの挑戦状,ACT,理不尽ACT。攻略本がないとクリアできない #end_table
ゲーム名 | ジャンル | 評価 |
---|---|---|
ドラクエ1 | RPG | RPG全盛文化の牽引役 |
たけしの挑戦状 | ACT | 理不尽ACT。攻略本がないとクリアできない |
細かいテーブルを作りたい場合はやはり、HTMLの<table>タグが必要になると思いますが、Gumikiの改行ルールが適用されるため、その場合は前後に#start_nobr を入れるか、あるいは行末に¥マークを付けるようにしてください。
また、上記は先頭ヘッダ行の例ですが、#tfを使うことにより先頭列ヘッダ行も表現することができます。
記述: #start_table #tf 浦安駅,地下鉄東西線,- #tf 中野駅,地下鉄東西線,JR中央線 #end_table
浦安駅 | 地下鉄東西線 | - |
---|---|---|
中野駅 | 地下鉄東西線 | JR中央線 |
なお、特定のセルが途中で改行されて表示され、見栄えが悪い場合、各セルの頭に nw/ と付けることで、そのセルは折り返し禁止セルとして扱われます(htmlでいうnowrap属性に対応します)。
折り返しを指定ないセルは自動的に折り返されます | test1 | test2 | test3 | test4 | テスト文字列テスト文字列テスト文字列 |
nw/を指定したセルなので折り返し禁止です | test1 | test2 | test3 | test4 | テスト文字列テスト文字列テスト文字列 |
また、ver1.10以降は、似たような記法を用いて、左詰め、中央揃え、右詰めの指定もできるようになりました。
左詰め(le/) | 左詰めされた文字列 |
---|---|
中央揃え(ce/) | 中央揃えされた文字列 |
右詰め(ri/) | 右詰めされた文字列 |
・その他のテーブル記法
データが複数行に渡る場合、視認性を良くするために #td に代わる #td2 タグを用意しています。こちらを使うと、行の色分けが自動的になされます。(今見えているスタイルだと違いがほとんど分からないかも…)記述: #start_table #th Head1,Head2,Head3 #td2 test1,test2,test3 #td2 test4,test5,test6 #td2 test7,test8,test9 #end_table
Head1 | Head2 | Head3 |
---|---|---|
test1 | test2 | test3 |
test4 | test5 | test6 |
test7 | test8 | test9 |
・#start_field~#end_field:括りブロック
記法:#start_field~#end_field説明:#start_fieldの行から、#end_fieldの行までの間の複数行を枠で囲みます。
実装:ver1.16
実例:
・#start_space~#end_space:半角空白の有効ブロック
記法:#start_space~#end_space説明:#start_spaceの行から、#end_spaceの行までの間の半角空白を画面にそのまま反映させます。従来はHTMLの文法に基づき、半角空白は縮められたりトリムされていましたがこれを防ぐことにより、入力どおりの表示をさせることができるようになります。#end_spaceは指定しなければずっと最後まで有効です。また、Headerページに指定しておけば、すべてのページ内で有効となります。
※注:この命令はまだ実験中です。不具合がでる可能性があります。
実装:ver1.16
・#customdiv:拡張スタイル領域の開始
ver1.2betaからの実装です。従来の#divは引数を1つだけ持ち、class名としてスタイルを割り当てていました。こちらの#customdivは引数を2つ持ち、一つ目がid名、二つ目がdivタグそのものの拡張表記となります。殆どの場合、#openclose命令との併用で用いられます。
通常の#div命令と同じように、対応する領域終了記法(#enddiv)を必要とします。
・#openclose:領域の開閉スイッチを生成する
ブログでよくある「+続きを読む」などの開閉スイッチを提供します。ver1.2betaからの実装です。引数を2つ持ち、一つ目が対象のID、二つ目が開閉メッセージです。技術的に解説すると、対象のID領域のVisibleをon/offにするJavaScriptを実行しています。記述例:
#openclose open1 +隠れている領域を開いたりまた閉じたり
#customdiv open1 style="display:none"
#div box1
こんな風に任意のコンテンツを
開閉できるようになりました。
#enddiv
#enddiv
#openclose open1 +隠れている領域を開いたりまた閉じたり
#customdiv open1 style="display:none"
#div box1
こんな風に任意のコンテンツを
開閉できるようになりました。
#enddiv
#enddiv
+隠れている領域を開いたりまた閉じたり
・#printtitle:表題の表示
記法:#printtitle タイトル,説明,補足など実装:ver1.22
説明:表題ブロックを表示します。記事コンテンツなどでのページの冒頭に使うことを想定されています。引数はカンマ区切りで「タイトル部分」→「説明」→「補足」と3つまで記述します。
記述例:
#printtitle <myname>,記事の説明などをこちらに色々書きます,作者の名前
#printtitle <myname>,記事の説明などをこちらに色々書きます,作者の名前
行頭命令(装飾系)
記事の説明などをこちらに色々書きます
作者の名前 / Update: 2009/04/25 19:31:44
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