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クリエイターズボード(掲示板)

- 書き換えパターン2:ブラインド

Update: 2000/8/29


ブラインド

 窓などに付けているブラインドと同じ効果なので、この名前で統一されています。縦もしくは横方向に、一直線のラインが一定間隔で表示され、それがちょっとずつスライドされ、画面を書き換えていくものです。

 間隔を16としたときの横ブラインド(縦線が横にスライドしていく)の作画イメージを上に示しました。緑で示されている所が描き換える場所です。
 第1段階で、縦のラインがざっ、と引かれ、それから間隔を守りながら、左にスライドさせていますね。16段階終了時に、ちょうど全てが書きかわる…という仕組みになっています。
 HSPのソースは次のようになります。

; 横ブラインド(画像→画像、スライド方向:左)-------------------
  buffer 14,640,480,0 : cls 0
  screen 0,640,480,0 : cls 4

*main
  gsel 14 : picload "書き換える画像",1
  gsel 0 : picload "書き換えられる元の画像",1
  gmode 0

  repeat 16
    redraw 0 ; 書き換えは1段階ごとにまとめて
    steyX = cnt
    repeat 40 ; これは、640(yの解像度)/16=40から
      pos 640-(cnt*16)-stepX,0
      gcopy 14,640-(cnt*16)-stepX,0,1,480
    loop
    redraw 1 ; ここで画面の描画
    await 16
  loop

  stop ; --- end of file ------------------------------------
 作画先の画面から1ラインずつ切り出して、それを転送していくような処理になっています。ただし、1ラインずつ画面作画すると処理速度も見栄えも劣悪になるため、1段階終わるまで画面の作画を禁止させています。
 この例は、画像→画像ですが、Buffer14に黒ベタがあれば、黒へのブラインドアウトになるし、元画面が白ベタだったら、白からのブラインドインとなります。
 今回の5パターンの中では、ライン上塗り(1ラインずつ画像を転送していく)や、ところてんスライド(元画像が左などにずれていきながら、新しい画像が右から割り込んでくる。いわゆる紙芝居形式)などは紹介してはいませんが、今回のソースを参考にすれば作れると思います。

- 鷹月ぐみな


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