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∇ 脚注
※1:デスクトップの任意の画面をビットマップ画像に変換すること。ベクター等にフリーのキャプチャーツールが置いてあるので活用しましょう。お金に余裕のある人はPaint SHOP Proがお薦め。
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アクションゲームなどでステージクリアしたとき等、ブラックアウトさせるのに、うずまきを描きながら黒くしていったりとか、XY等間隔で模様を描き始め、気が付けば真っ黒になっていたり等、ちょっと違うブラックアウトを実現しているものを見かけます。このXY等間隔模様作画によるブラックアウトの手法を、鷹月はラティス(格子。タイルと呼ぶ人もいますけど)処理と呼んでいます。イメージ的には下の図のような感じですか。 正解は、透過貼りこみを活用する事です。全ての、とは言いませんが多くの言語系で、特定の色を透明色とした画像のコピーができるようになっています。これを利用して、上の図における緑の部分を「黒く」塗り、そうでない部分を透明色のベタ指定してやればよいのです。こういう画像を用意し、画面コピーでいっぺんに貼りこんであげます。すると、文字通り「格子の穴を抜けるように」黒の点が一斉に作画されます。ちょっと考えて見ればなんてことはないですね。
; ラティス(画像→黒)--------------------------------------- buffer 14,640,480,0 : cls 0 screen 0,640,480,0 : cls 4 *main gsel 14 : picload "格子がしきつめられたグラフィック",1 gsel 0 : picload "書き換えられる元の画像",1 gmode 2 ; HSPで、透過貼りこみを有効にするためのモード設定(必須) x=0 : y=0 repeat 12 pos x,y gcopy 14,0,0,640,480 x=x+1 : y=y+1 if x>=4 : x=0 if y>=3 : y=0 await 72 loop stop ; --- end of file ------------------------------------1/12ずつ、12段階に分けてブラックアウトしていきます。ほんと、小学生のBASICプログラムですね。結局のトコロ、しかけは全て格子のグラフィックにあるわけですね。SLG移動アルゴリズム講座のSession7で、移動ルーチンに12段階の光源を計算し実装させていますが、これも同様に格子のアイデアを利用しているだけなんです。
ところでこの格子を描く方法って、皆さんは知っているでしょうか?フルカラーのペイントツールが氾濫した結果、意外に描きにくくなってるんですね、こういうの。Gumina's Labo.に置いてある「Line Effecter」なんかも、やってる事は単純だけど、さくっと出来るツールがなかなかないものです。
宍戸さんの「ドット絵でぃた」
「ActiveBasic」 10 WNDPOS 0,0,639+13,479+32 20 FOR I=0 TO 639 STEP 4 30 FOR J=0 TO 479 STEP 3 40 PSET (I,J),7 50 NEXT J:NEXT I 60 GOTO 60これをウィンドウキャプチャー(※1)して、パレットカラーを変更すれば(D-PixedとかPSPで操作するのが良いかな?)おしまいというわけです。プログラマ属性のない方でも基本命令だけで作れてしまうので、クリエイターな人たちはこのBASICは軽く抑えておくことをお薦めしますよ。「廃れた言語」なんて言わないで(笑)。 - 鷹月ぐみな
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