SelfNote201008















2010/12
2010/12/31(金) - 気が付けば大晦日
ひさしぶりの更新となってしまいました。10月~12月にかけてはとにかく忙しかった。朝から真夜中まで仕事。労働基準法とかどこ行ったという感じ。こんなに忙しかった事は今までなく、無理すれば体調崩す事必定だったので、趣味の類は凍結して、よく寝るとか疲れを取る方を優先していました。その甲斐あって大きな病気をすることなく大晦日を迎えることができました。
仕事のほうは落ち着いたかというとそうでもなく、年明けからまた忙しくなるようです。愚痴ならいくらでも書けそうですが、ブルーな気分で年越ししたくもないので今日はやめときます。ただ、不満は相当たまりまくりです。
2010年PC購入記録
一昨日アキバをぶらっとした際に、昔から1台欲しいと思っていたLet'sNoteの中古を購入しました。Core2Duo U7500/RAM:1GB/HDD:80GB/DVD±RのW5モデル。ファン搭載になってしまう直前の最後期の機種です。ファン有りのW7以降の方が性能格段に上がってるのですが、例によって私は静音マニアゆえ。この近辺のスペックのモバイルはそろそろ家にゴロゴロし始めてきましたが、¥32800は明らかにオトクだったので、40分の考慮の上購入。バッテリは多少磨耗していましたが、6時間くらいは持ってくれそうな感じ。かくして今年は以下6台のPC購入で終了となりました。中古が多いので出費は控えめ。まあ、他にもPSPGoとかiPodTouchとかWALKMAN-Sとか色々買ってしまっているわけですが…。
1. Prime Cresion NA (新品/¥31000)
2. Inspiron Zino HD (新品/¥33000)
3. SONY VAIO TT (中古/¥79800)
4. ThinkPad T60 (中古/¥23000)
5. Inspiron N301z (新品/¥49500)
6. Let'sNote W5 (中古/¥32800)
2. Inspiron Zino HD (新品/¥33000)
3. SONY VAIO TT (中古/¥79800)
4. ThinkPad T60 (中古/¥23000)
5. Inspiron N301z (新品/¥49500)
6. Let'sNote W5 (中古/¥32800)
私にしてみれば控えめだったので、来年はもっと注ぎ込むことになりそうです。
いま注目しているモバイルノート
備忘録も兼ねて、現在注目しているモバイルノートを一覧。
11.1型のAMD-Nileノート。このクラスのノートはグラフィック性能が劣るかCPUがシングルコアだったりする事が多いのですが、どちらもクリアしている貴重な一品。欠点はやや重い事と静音性はあまり良いとは言えないこと。

11.1型のAMD-Nileノート。DELLより2万円高いものの128GB SSDや外付けドライブ搭載など、総合的なスペックではこちらが上。

11.1型のCore-i3ノート。Core-iノートでこの値段という時点でかなり注目。軽量だけどバッテリーの持ちは良くない。

10.1型(1280x720)Atom N475搭載の、見た目がとてもスマートなネットブック。ゲーム用途にこそ向かないもののその軽量小型感は、常に近くに置いておきたくなりそう。お値段も安く魅力的ではある。

10.1型(高解像度)Atom 550搭載で10時間駆動というモビリティの高さが魅力的な製品。但し5万あればCULVに手が届くお値段だったりとか、Windows 7 starterだったりなどの残念な点がある。

10.1型のハイパフォーマンスモバイル。明らかに他と格が違う。が、値段の格も違う。
2010年観光メモ
5月あたりから始めた散歩+温泉+観光というプチ旅行ですが、忙しくて行けない時期もありましたが、わりと色々な所を訪れることができました。以下訪問先を1行コメントも付けて。























うん結構色々な所に行けましたねえ
2010/10
2010/10/25(月) - 初めてのCore-iノート
某オークションサイトにて、新古品のDELL Inspiron N301zを競り落としました。何だかんだで今年5台目のPCとなります。DELL Inspiron N301z
http://ascii.jp/elem/000/000/537/537473/
CPU: Core i5-430UM(1.2GHz)
RAM: 4GB
HDD: 500GB
Disp: 13.3wide (1366x768)
Grap: Mobility Radeon HD5430(1GB)
http://ascii.jp/elem/000/000/537/537473/
CPU: Core i5-430UM(1.2GHz)
RAM: 4GB
HDD: 500GB
Disp: 13.3wide (1366x768)
Grap: Mobility Radeon HD5430(1GB)
初めてのCore-i系PCの購入となりました。430UMということで超低電圧版。クロック的に言えば、Core Solo U1300→CoreDuo U2400→Core2Duo U7600→Core2Duo SU9300系からの進化系となります。超低電圧ということで消費電力が18Wと低めですが、その分性能は通常電圧版に比べて落ちます。しかしCore-i5はIntel TurboBoostに対応しており最大1.73GHzまで周波数を上げる機能を持っています。
またこの機種は、DELL自身は大してグラフィック性能の宣伝をしていないのですが、RadeonHD5430という超低電圧向けにしてはかなり優秀なグラフィックチップを搭載しています。

▲Windows Experience Indexによるスコア。私の現在のメイン寝床PCであるVAIO TT(Core2Duo SU9400)が、4.3/4.9/3.3/3.2/5.2 なので、だいぶスペックアップを果たしています。
このN301zは、Enterの右にPageUp/Downのあるのが残念な配列ではありますが、筐体やパームレストがメタルコーティングされており高級感に溢れています。解像度は標準的な1366x768で正直もう一声欲しかったとはいえ及第点。標準価格¥90000のPCですが、OSなし¥49500でゲットしたのでした。(Win7-Prem-64bitを導入しました)
用途については……うーん、衝動買いだったのでどうしよう(笑)。やや大きい事とファンが回ると少々うるさい事から、寝床PCの代わりにはなりません。まあそれでも高い性能を活かしてゲーム系を中心に活躍してくれることでしょう。たぶん。
ちなみに他の4台の一覧と用途は以下の通り:

N270では非力だったネットブックもデュアルの330なら結構キビキビ。Geforce9400M搭載なのでグラフィックも一応頑張る子。背伸び求めなければ非常にバランスの良いマシン

デスクトップ用のデュアルコアでありながら22Wという超低電圧CPUを載せた弁当箱PC。とてもスリム。スリムというだけならAspireRevo等があるが、Atomとはパフォーマンスは比較にならない。夏場でも熱をあまり持たないので結構活躍した

VAIO T(TZ)からステップアップ。性能はそこまで高いとは言えないが超低電力、静音、コンパクトなど隙の無さを見せます。現在の寝床ノートとして大活躍中

画像観賞用として「14インチ1400x1050が見れてデュアルコア」という用件で中古で2万ちょいという破格の値段で購入したもの。文字通りの用途で活躍中。高解像度はやはり良いものです
2010/08
2010/08/04(水) - 情報保護が日本を滅ぼす
前々から考えていたことなのですが、最近特に気になっているので少しこの話題について書いてみます。最近ニュースで大賑わいの老人の安否確認問題。役所が性善説すぎた面はあったと思いますが、最近は確認作業の妨げとなっている別の理由として個人情報保護の壁が挙げられます。(http://www.hofu.co.jp/colum/colum.cgi?ac=view&p=2113 - 防府日記 / 百歳以上4万人)。
同じくニュースを占領した水商売女による二児死体遺棄事件。これも未然の立ち入りができなくなった背景に個人情報保護の壁がありました(http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100731/crm1007311808019-n1.htm - 産経新聞 / 大阪2幼児放置 なぜ強制立ち入りできなかった? 個人特定がネックに)。
国家にとっては(最近はそう認知されなくなっていますが)実はかなり重要な住民基礎データの収集である国勢調査、これもやはり個人情報保護のせいで収集ができなくなっています(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201007160068.html - 中国新聞 / 国勢調査員の獲得に四苦八苦)。
また、ようやく収束に向かいつつある宮崎口蹄疫問題、これほどの拡大を招いた要因にも関与しています。感染疑いとなった家の個人および周囲の番地等も個人情報保護の対象として、発表禁止となっていたことはご存知でしょうか。被害にあった畜産農家の方が「これ以上の拡大を防ぐために、自分の名前を出しても構わないから、町内報やら看板やらの手段をとって、周囲の道路に人や車を近づかせないようにしてほしい」と懇願したにも関わらず、個人情報保護の見地からこの願いは却下されました。
身近なところにもさまざまな影響が起きています。
私は中堅SEとして、プロジェクト要員の面談などを行うこともあるのですが、ここで面談前に閲覧することになる職務経歴書。昔はビッシリと記入されていたのですが、現在では「名前がない(イニシャル止まり)」「年齢がない(何十代、とか)」「性別すら書いてない」「住所が書いてない」「関わった会社の名前が書いてない」など。雇う側としては、既存のチームメンバーとの相性や通勤の問題などいろいろ踏まえて雇うことになるのですが、これでは事前審査どころではありません。学の職についている父親からも似たような事をよく聞きます。
問題は雇用だけではなく、仕事の受発注にも及びます。企業の情報セキュリティ強化もここ4-5年で相当に厳しくなりました。背景にはWinnyによる情報漏洩問題などがあったわけですが、その結果として、大きな会社はPマーク(情報セキュリティを遵守している証明みたいなもの)を取得することになるわけですが、すると、この会社と関わる子会社も彼らのルールに強く準じないといけない。「Pマークを持っている会社とでないと仕事の契約はできない」とか、「仕事発注は親会社からの直契約、あるいは孫契約まで。それ以降への作業の発注は一切認めない」「中国人の会社を使ってはならない(情報漏えいの危険性が非常に高いため)」などの制約が出てきました。
この結果、いろんなツテを回って流れてくる細切れの仕事をとって食いつないでいた小さな会社はどうなるか? 仕事が取れなくなりました。私の勤めていたA社も、このままではジリ貧と見て会社を畳む事となってしまいました。相次ぐ中小企業の倒産・解散の中にはこういうケースが少なからずあったろうと思います。
個人情報や企業情報が悪用されることはもちろん防がなくてはいけません。しかし、保護に努めるあまりに、社会の歯車がおかしな動きをしはじめていると感じています。共同体にとって損害となるべきことは避けなければいけない。ほかにも犯罪者の情報は保護の観点から隠されるのに被害者だけ名前が出るとか、これもおかしい。適切な情報保護とは何か? について問題提起される時期であると思います。
→セルフノート