SelfNote201205
2012/05















2012/05/22(火) - Luvbook X情報所感
11インチUltrabookとして1ヶ月ほど前に開発情報が明らかになった「Luvbook X」、現時点ではまだ正式な公開に到っていませんが、いつごろになるのでしょうね。マウスコンピューター「LuvBook X」先行プレビュー(PCWatch 4月26日の記事)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120426_529090.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120426_529090.html
「1kgを切る」というコンセプトは大いに評価したいと思います。上記の記事の冒頭でも触れられていたように、過去に既に1kgを切るモバイルノートが数多く登場してきたなかで、「新カテゴリUltrabook!なんと軽量の1.3kg!」とか言われても(゚Д゚)ハァ? ってわけで。
ただ、いくら軽くてもバッテリーの持ちが悪かったり、横幅が大きければ携帯性能的にマイナスとなります。上記の記事では「5.5時間」を好意的に捉えていますが、マウスコンピュータは比較的「バッテリ量を減らしてコスト削減しつつ軽量を謳う」傾向があるので、現時点ではあまり信用できません。携帯用であれば通常利用で7時間くらい持ってもらいたいと思います。
また本機の横幅も298mmとかなり長めです。というか薄型にした分、キーボード領域とUSBなどのインタフェース差込部品を一緒にできず、それでいてキーピッチはできるだけ犠牲にしたくない等の理由があるらしく、超薄型ノートはそうでないモバイルノートに比べて横が長くなる傾向があるのだと思いますが、横幅マニアの視点だけでなく、美観的にもキーボードの左右に空き領域があるのは何となく美しくない気がしています。
そんなわけで私にはこのLuvbook Xは現時点ではそこまで高い評価は下していませんが、それでも軽量である事は大きなアドバンテージであり、発売となれば実機は触りに行ってこようと思っています。
2012/05/15(火) - 近況
GWは気が付けば終わっていて、終わったと思いきや仕事が立て続けに入り込んできたり身辺で色々あったりして色々と慌しい日々を送っています。まだ火曜日が終わったところなのですが既に疲れMAXモードで、昨日今日の夜はちょっとぐったりしていました。今年のGWはそんなにぐーたらしてるわけでもなく、淡々と入れていた予定をこなしたりしたのですが、プラスアルファ的にやりたいと思っていたことは結局何も進められないまま終わってしまいました。具体的にはお絵かきやCreationCollegeの記事執筆のことですが。まあ、新作開発も遅れ気味ですが一応ボチボチ始まってますので、そちらの合間を見て少しずつそういった事も進められれば良いかなあと思っています。
PC: VAIO T11デモ機情報
ここ数日はPCの情報収集を怠っていたのですが、T11のデモ機動画が公開されていたようで。掲示板で教えてくれたとおりすがりの人ありがとうございます(*゚ヮ゚)ノLe VAIO T11 se devoile en video avec une batterie amovible
http://www.blogeee.net/2012/05/le-vaio-t11-se-devoile-en-video-avec-une-batterie-amovible/
Sony Vaio T Series ? T11 & T13 Ultrabook Hands On
http://www.netbooknews.com/48490/sony-vaio-t-series-t11-t13-ultrabook-hands-on-video/
http://www.blogeee.net/2012/05/le-vaio-t11-se-devoile-en-video-avec-une-batterie-amovible/
Sony Vaio T Series ? T11 & T13 Ultrabook Hands On
http://www.netbooknews.com/48490/sony-vaio-t-series-t11-t13-ultrabook-hands-on-video/
動画で並んでいるPCのうち左がT11で右がT13ですか。きちんと分析すればT13のサイズからほぼ寸法が計れそうですが、期待していたよりは横幅ありそうですね。目視では286mmくらい。アナウンス通りやっぱり11.6型液晶かなーこれは。横幅マニア的には11.1型を採用して全体的にシェイプしてもらいたかった所ですが(--;
全体的なフォルムは、銀パソではない点は残念ではあります(?)が、十分合格点だと思います。ただ、一体型パッドがちょっと気になりました。これ使い勝手悪いのですよね。駆動部品減るのでコストダウンできるとかの背景があるのでしょうけれども。
ついでに余談ですが、netbooknews.comの方でASUSのUX21系ノートの新作について触れられていたのでこちらもちょっと紹介。
ASUS Zenbook Prime UX21A & UX31A with Full HD Display Announced
http://www.netbooknews.com/48077/asus-zenbook-prime-ux21a-ux31a-with-full-hd-display-announced/
http://www.netbooknews.com/48077/asus-zenbook-prime-ux21a-ux31a-with-full-hd-display-announced/
初代版であるUX21Eは押し心地などがあまり良くなく私の購入対象から外れていた製品なのですが、Ivy版かつFullHD液晶搭載ですと…? 筐体の横幅には不満がありますが、VAIO Zの廉価的製品になりそうでちょっとこちらはウォッチしてみたいと思います。
2012/05/12(土) - 5月中にどれだけになるんだろね
寄付金口座に2週間足らずで約4億円が流入!「尖閣諸島の購入」に殺到する国民の本音(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/18343
石原氏、「尖閣」単独購入の意向 寄付は4億7000万円に(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120511/lcl12051123410005-n1.htm
http://diamond.jp/articles/-/18343
石原氏、「尖閣」単独購入の意向 寄付は4億7000万円に(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120511/lcl12051123410005-n1.htm
「国が何もしないんで尖閣を東京都で購入します。寄附のお願いも始めます」→「波風立てやがって。しかも独断だろ。どうせ都議会でこんなん否決されるわ。最低でも10億だろ……都民の血税は福祉にこそ使われるべきで云々で筋は通るし、そういう方向で同志に働きかけるか。寄附なんぞそこまで足しにはなるまい」→「5/11時点で寄附件数35,821件、総額4億6979万円に達しました。あ、別途1億円の寄付の話が来ています」→「うぐぐ」(イマココ)
事案としては間違いなく都議会の承認・可決が必要だと思いますが、米国で購入意思を発表して世論を高め、寄附という既成事実の積み上げで反対派の論陣を封じ込める策略はしたたかですね。5月中に一体どれくらいの金額が集まるのでしょうか。なお微力ながら私も寄附済みです。(東京都民でもありますし)
2012/05/07(月) - 本命11型モバイルノート登場?
私がいま注目しているノートPCが2つあります。[1] ソニー初のUltrabook「VAIO T11/T13」を欧州で発表
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1205/02/news078.html
[2] NEXTGEAR-NOTE 11.6型/ GT650M/ 2GB 搭載モデル
http://www.g-tune.jp/note_model/i300/
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1205/02/news078.html
[2] NEXTGEAR-NOTE 11.6型/ GT650M/ 2GB 搭載モデル
http://www.g-tune.jp/note_model/i300/
まず前者。名機VAIO TがUltrabookになって帰ってきた!(まだ欧州のみの発表だけど)
本サイトではVAIO Tについて今までも何度か紹介してきましたが、初代VAIO Type T→TX→TZ→TTと進化したものの、価格帯が高めだったためにCULV(Celeron SU2300のやつね)やネットブックにシェアを奪われ絶滅(※生産終了し後継が出ないものを誇張的にこう呼んでいます)したモバイルノートの1シリーズです。
絶滅後も11型ノートの需要そのものは依然としてあったため、ソニーはCULV系メインで展開するVAIO YをVAIO Tの後継に据える形で急遽11型をラインナップに含める形で販売してきたのですが、価格帯を押さえるためかサイズも重量も大幅UPし、VAIO Tの魅力は半減したものになっていました。そんな中での「T」ブランドがUltrabookという形態を取って復活です。これは楽しみ、と言いたい所ですが、まだこの11型の寸法や重量などの情報が入ってきていないのでそれ待ちですかね。特に横幅は私にとって、厚み以上に重要視するポイントとなります。11型モバイルと言っても以下のように横幅には大きな違いがあります。
11インチPCの横幅データ
VAIO TX(11.1)
272
VAIO TZ(11.1)
277
VAIO X(11.1)
278
VAIO TT(11.1)
279
Dynabook RX1(12.1)
283(※参考用)
NextGear i300(11.6)
287
VAIO YB(11.6)
290
ASUS U24E(11.6)
291
Inspiron M102z(11.6)
292
ASUS UX21E(11.6)
299
MacBook Air(11.6)
300
11型超薄型モバイルとされるASUS UX21E、Macbook Airは実は30cmもあり、12.1モバイルノートの代表格であったDynabook RX1に比べても大きい。それは私の欲しい製品ではなかったため、UX21Eは購入検討にすら入れていませんでした。
私が待ち望んでいる11インチノートというのは横幅272mm~283mm帯の製品です。旧VAIO Tがこれを満たした製品であるため、VAIO T11もそうであることを期待しています。TXと同じような、272mmかつ薄面の銀色キーボードだったらもう言うことないのですけどね…。
そんなVAIO TはSandyBridgeのUltrabookです。Ivyの超電圧版はまだ出ていないのでこれは仕方がないことです。Ivyの11型ノートはまだまだ時間掛かるかなーと思っていたのですが、他社に先駆けてマウスコンピュータが発売を開始したのが後者の「NEXTGEAR-NOTE 11.6型」です。
11.6型ネットブック相当の筐体にノート向け通常電圧版のSandyBridge/IvyBridge(35W)を搭載できる、「ほんとに大丈夫なの?」と少し不安を感じさせるゲーミングモバイルです。11型のゲーミングモバイルと言えばAlienwareという先輩がいましたが、Alienwareの最大の欠点である(と思っている)「Enterの右にPageDown/Upキーがある」という欧米型配列ではなく、きちんと日本圏のソニー配列で揃えてきたところが高評価です。
個人的にはGT650M非搭載版があっても良かったかなーという気もしています。HD3000の強化版であるHD4000であれば、外部GPUの力を借りなくても結構イケるでしょうし。まあパワフルであるに越したことはないのですが……(その分価格帯と消費電力と厚みが犠牲になるのですよね)
パワーモバイルであるASUS U24Eを既に使っている身ゆえに、このNextGearを購入するかどうかはまだ検討段階ですが、ASUS U24E同様にパワーのある11型ノートは常に気になる存在です。
2012/05/03(木) - プロジェクト"D"
GW、ただ休んでるだけでは勿体無いわけで、ゲーム開発もちょこちょこ始めています。まだ詳細が出せる段階に全然到っていませんが、GFSによるアクションゲームとなります。作品の頭文字を取って、プロジェクト"D"というコードネームで進めています。そこまで大層な作品でもないのですが、開発リソース(要員、1日あたりの作業時間)が少ないので、それなりに完成までには時間が掛かると思います。呪われた古城と同様にフリーソフトで公開の予定です。なお、今回のこの作品が完成した暁には、自粛していた同人ソフト開発も再開の方向で進めようと思っています。他、やりたい事は山ほどあるのですが、気が付けばGWも後3日と終わりが近づいてきてしまいました。まあ、日常の中で少しずつ時間を確保して色々やっていくしかないですね…
2012/05/02(水) - GWメインイベント
私にとってのGWの楽しみの一つ、「世界コンピュータ将棋選手権」がいよいよ明日5/3から3日間の日程で開催されます。(公式 http://www.computer-shogi.org/wcsc22/)一般の人には認知度はまだまだですが、ロボコンの将棋版と言えばいいでしょうか。(ゲーマー的にはロボクラッシュのほうを想起してみたくなりますが)
しかし、マシンに様々な制約・条件の付くロボコンよりも制約は緩く、「スペックは問わない。オリジナルの将棋アルゴリズムルーチンを搭載していること」と程度で、手持ちのノートパソコン1台をエンジンにするチームもあれば、10台以上のサーバマシンをクラスタリングした超高級環境で戦うチームもあり、無差別異種格闘の様相を呈しています。
初日は1次予選リーグ、2日目に2次予選リーグ、3日目が決勝リーグ。何となく3日間もあると中だるみしそうに見えますが、これが案外そうでもない。
初日は私でも勝てる、というよりも相手が勝手に自爆してくれるようなレベルの将棋システムが数多く登場し、さながら鳥人間コンテストを微笑ましく見るような楽しみがあります。「なのは」「メカウーサー」「Tohu」「あうあう将棋」など面々もお馴染みで、今回はニコニコで生中継もあるようですから応援の声も飛ぶことでしょう。
2日目は、シード組と1次通過組によるリーグ戦。1次を通過できる時点で相当レベルの高いシステム揃いとなります。人間の目から見ればおかしな筋はまだまだ登場しますが、ハム将棋(平手)に勝てない人間が戦っても2割も勝てないことでしょう。
熾烈な2次予選を通過した8チームが最終日の決勝リーグに臨みます。3日目は現代コンピュータ将棋の精髄とも言うべき戦いが繰り広げられます。堅実な序盤とプロ棋士すらも呻るような手が次々と飛び交い、この日の対局は保存する価値すらも出てきます。
2次から決勝に進む8枠に入ることが現時点で濃厚と目されるのは、「Puella α」「激指」「GPS将棋」「Bonanza」、それに次いで「習甦」でしょうか。しかし対戦カードと対局指運次第ではこれらにしても不覚を取る可能性も多少はありそうです。
なお私はチーム(プログラム)としてはこの数年は「習甦」を応援しています。また、スペックの低いマシンが高いマシンを撃破するのを楽しみにしています。まあ、一部除いてほとんどCore-i7の博覧会の様相を呈しているわけですが……。
ということで、見たことないよーっていう人はこの機会にぜひどうぞ。ニコ生のほか、公式サイトで全盤面もリアルタイムで見ることができるようになっています。
また、参加チーム(http://www.computer-shogi.org/wcsc22/team.html)のページの「アピール文書」も色々面白いので一読してみることをお薦めします。
2010年の「稲庭将棋」みたいな地雷ソフトもまた出てこないかねえ。
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