T.G.Inf:: 鷹月ぐみな情報局 2014
クリエイター活動再開準備中

SelfNote200903


2009/03


2009/03
2009/03/30(月)
将棋: 久保棋王誕生!
近況: 予定通りには進んでないなー
IT: 最近のノートPC概況
IT: などと言ってる側からInspiron Mini 10情報キタ―
2009/03/29(日)
雑記: 北朝鮮ミサイル問題
雑記: 全勝優勝
2009/03/26(木)
将棋: 今年も調子はまずまず?
2009/03/24(火)
スポーツ: WBC連覇おめでとう!
創作: とりあえず書くだけならタダなので
2009/03/23(月)
スポーツ: WBC準決勝 米国4−9日本
雑記: なつかしいものが
2009/03/22(日)
スポーツ: ベネズエラ世紀の大失敗
IT: 換装成功(`・ω・´)
2009/03/21(土)
スポーツ: 国旗刺しのチームには負けたくないわな
将棋: 順位戦終了
IT: 今年2台目 - DELLの神機
2009/03/18(水)
雑記: 昨日と今日のイベント結果
2009/03/16(月)
野球: WBCのオモテとウラ
雑記: 8-Days Event
2009/03/15(日)
創作: Gumina Frame Systemをもうちょっと紹介
2009/03/15(日)
雑記: MTGのお話
2009/03/14(土)
雑記: 迷牢から樹海へ
将棋: ベテラン奮戦
2009/03/12(木)
創作: パビリオンシステムがアマチュアゲーム界を活性化させる?
将棋: なんとか今回もフルセット
2009/03/11(水)
将棋: 中原引退……おつかれさまでした
創作: 大ネタ小ネタがざっくざく
2009/03/09(月)
スポーツ: WBC第1ラウンド・決勝
雑記: 電子化作業中
2009/03/08(日)
近況: ここ最近
スポーツ: ここがヘンだよWBC
2009/03/03(火)
スポーツ: もうすぐWBC

2009/03/30(月)


将棋: 久保棋王誕生!
棋王戦中継Plus
http://kifulog.shogi.or.jp/kiou/
第5局棋譜(Flash)
http://live3.shogi.or.jp/kiou/kifu/kiou090330.html

将棋:久保八段が奪取 佐藤7年ぶり無冠 棋王戦
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20090331k0000m040038000c.html?inb=yt

 過去、重要対局で悉く羽生にフルボッコにされてタイトルを獲得できなかった”捌きのアーティスト”こと久保利明八段がとうとうこの日の棋王戦最終局で佐藤棋王を下し棋王位を獲得しました。四番目に好きな棋士なので実に嬉しい。久保新棋王にとっては人生最高の日になったのではないでしょうか。それくらいタイトルを取るということは棋士にとって他に代えがたい価値があり、また至難の業であるわけで。
 久保棋王おめでとうございます(n‘∀‘)η

 一方、佐藤は7年ぶりの無冠に。森内九段に続いてとうとう佐藤九段の誕生……栄枯盛衰をちょっと感じてしまって寂しい(;_;)。まあ、佐藤は調子の波が結構あるヒトなので乗ってくれば普通にまたタイトル挑戦まで行くとは思いますけれども。

 しかしA級からタイトルホルダーが消滅してしまったんですね。B級1組に深浦王位、渡辺竜王、久保棋王と集結することに…(残りの四冠は羽生名人が保持)。

近況: 予定通りには進んでないなー
 3月中に新Cカレの公開を予定していましたが、サボってたり他の優先作業があったりで遅延しています(x_x
 創作そのものについては、長編RPG企画(樹海〜では無い)の骨子がようやくまとまったので、4月末から着手に入れるでしょうか。短編や中編ならともかく、長編となると骨子を相当詰めないと後で破綻の危険性が生じるだけでなく、途中で面白みがなくなって飽きて製作中断なんてことになったときの徒労っぷりが酷いわけで。シナリオ担当としては、まず書くことに楽しみを持っているようでないとロクな作品にならないと考えています。

IT: 最近のノートPC概況
 昨年後期にあれだけ盛り上がったNetbook業界は、今年に入って完全に落ち着いたようです。ULCPC系はスペック制限があり、去年の時点で既にその限界点まで達していたので、既存モデルで頭打ち安定化しているようです。ただ、登場時は「外出用にも向いているミニノート」だったのに、今では「ネットメインユーザの家庭用安価PC」という位置づけに収まってしまったかな。メーカーからすればそういう層に対して12万で売っていたものが5万以下でしか売れなくなったのだから結構な打撃になってしまったみたいですが、ノートPCユーザの裾野は広がったと思いますし、その中で「ULCPC系では使いにくい!」と認識すれば買い替え需要も発生することでしょう。
 とりあえず私は今年はInspiron Mini 12、XPS M1210と手に入れたので、次は……。hp 2140ハイレゾ、Inspiron Mini 10ハイレゾ、Type-P夏モデル待ちかなやっぱり。デスクトップのほうもCore i7やPhenomIIあたりがこなれつつありますが、今の790GX-Phenom9350eマシンに何の不満も抱いていないのでメインデスクは当面買い替えの予定は無し。ただ、小型PCや実験機用デスクPCは今年も何台か入手することになると思います。

 そういえばDELLから、MacbookAirの対抗っぽい薄型ノートAdamo13が受注開始となりました。でも20〜26万の価格設定は、どうせ割引が入るだろうにしてもデルにしては高すぎる。ただこのAdamoシリーズは将来、Adamo 9という小型バリエーションが出るらしく、Inspiron Mini 9のブルジョワ版みたいな出来になったらちょっと面白いかもしれません。

IT: などと言ってる側からInspiron Mini 10情報キタ―
デル、HDMI出力付きのAtom Z搭載ネットブック
「Inspiron Mini 10」〜高解像度液晶も用意(4月上旬〜)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0330/dell.htm?ref=rss
デルが1366×768ドットやワンセグも選べる低価格ミニノートPC「Inspiron Mini 10」を追加
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0903/30/news034.html
こちらは参考用
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0330/honjyo013.htm?ref=rss

 4月上旬発売で、しかもハイレゾ(1366x768)もカスタマイズ可能だとか。但しハイレゾはULCPC条件外になりそうなのでXPが選べなさそうな気配も。
 CPUがZ系列なので、N270系のように「ゲームも楽しめるNetbook」という方向性としては厳しいと思いますが、Inspiron Mini 9の欠点であったキーボードと解像度が改善され、お値段も比較的安価。これは人気が出るかもしれません。
 ただ、キーボード(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0330/honjyo_15.jpg)は……左下Ctrl、Esc下全角キーと基本素直ですが、左Altの位置がちょっと気になるかな。(本来無変換キーの位置にAltがあるのが正常配列)
 あと、FunctionキーがなぜかAltキー必須となっている変態設計ですが、itmedia記事によればBIOS設定で直せるとの事で安心。
 寝床PC候補として多分購入することでしょう(もちろんファンレス!)。

2009/03/29(日)


雑記: 北朝鮮ミサイル問題
 Xデーを控えて物々しくなってきましたね。ただの人工衛星だから騒がなくたっていいのにねえ。なわけがありませんね。ミサイルミサイル。
 撃つ方からすれば一度に撃った方が非難も一回で済むということで、何発も発射されることが予測されています。もちろん常識的に考えれば海中に落ちるとは思いますが……仮に日本本土着弾などという事態となればその次に何が起きるかなんて馬鹿でも推測できるわけで、そんな愚は向こうさんも冒さないと思いますが、それでも一抹の不安はあります。
 海上に落ちても日本は遺憾の意だけで済ますなんてことは……さすがに無いと思いたい。

雑記: 全勝優勝
 大相撲春場所は白鵬の15戦全勝で幕を閉じました。朝青龍は優勝が無理だと分かると気合入れなくなるので千秋楽の横綱戦はつまらなかった(--;
 朝青龍はバルト戦で肘痛めちゃったから仕方がないかな…前半戦はかなりの強さを発揮していたと思うので来場所に期待しましょう。

 全勝と言えば地味にこの日行われた詰将棋解答選手権(http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem / 朝日新聞協賛)は、優勝候補筆頭のスーパーあつし君(宮田敦史)がただ一人の全問正解で優勝。しかも第1Rも第2Rも時間前退室……流石すぎる。あまりに強すぎるので「人間の部第1位は誰々」と第2位の人を褒め称える事もあるそうです(笑)。実際宮田氏が参加するかどうかが決まってから詰将棋の難易度調整を行うか検討されたりもしたとか。
 今年の人間の部第1位(総合2位)は広瀬五段でした。この人も詰将棋強いなあ。私もNHKの「将棋の時間」の問題をはじめ、たまに詰将棋をやってるのですが時間かかりまくりです。
 余談ながら、この時間前退出って気分いいんですよね。同じく時間前退出した人たちと会話して、ある種の優越感に浸れると言う(笑)。まあ、それで満点なら格好いいですが、実際は必ずしもそういうわけでなかったので恥ずかしいところ(笑)。<私の学校・塾時代の話ね

2009/03/26(木)


将棋: 今年も調子はまずまず?
将棋:羽生王将戦5連覇…深浦王位を降し 4冠を堅持
http://mainichi.jp/enta/shougi/news/20090327k0000m040025000c.html
 今日はこのために午後休暇を取っていたのでした。一時は(羽生から見て)2勝3敗と挑戦者の深浦王位が先に王手をかけ、羽生の失冠もあるかとヒヤヒヤしましたが、第6局は羽生王将の圧勝で迎えたこの最終局、中盤までは深浦がやや指しやすいかとも思いましたが(実際はそういうわけでもなかったぽい)羽生の思い切った攻めが決まり優勢に、そしてそのまま勝ちきりました。
 羽生名人は二冠程度は最低限、調子よければ五冠くらいになるのですが、普通の棋士にとっては二冠になるのも並大抵のことではないもの。深浦王位も後一歩のところまで辿り着いただけに残念でした。
 ちなみに羽生名人は先週放送のNHK杯決勝でも優勝しており、4冠+NHK杯に。すごいのう…

 なお、棋界の次の大きなイベントは3/30(月)の棋王戦最終局(佐藤-久保)です。今はタイトル戦は全てネット中継してくれるのでありがたいですねぇ(*´ω`)

2009/03/24(火)


スポーツ: WBC連覇おめでとう!
【WBC・決勝】
日 本 | 0 0 1 0 0 0 1 1 0 2 | 5
韓 国 | 0 0 0 0 1 0 0 1 1 0 | 3

[先発] 日本: 岩隈 / 韓国: 奉重根
 野球ファンとして、日本が大会の栄冠に輝いたことについて本当に嬉しく思います。やったー!

 ……しかし、職場でこっそりネットと携帯を駆使してWBCの経過を追っていたのですが、8回あたりから中継の音が聞こえ始める。TV中継見てるの誰だよと思ったらよりにもよって部長でしたww イインカヨ
 岩隈には勝ちは付きませんでしたが8回2/3を2失点、よく頑張ってくれました。MVPこそ3勝の松坂でしたが、ネット投票(その1 その2)では岩隈を推す声が圧倒的。全幅の信頼をおける日本のエースとしての地位を確立したと言って良いでしょう。しかし不振を極めたイチローが最後に爆発して殊勲になるって何の漫画ですかこれ(笑)。
 奉重根も気迫のある良い投手でしたが3度目の対戦とあって、さすがに球筋を覚えたというのがあるのでしょう。ダルビッシュは岩隈の勝ちを盗んでいったトンデモルパンでしたが、それでもまぁ今の藤川出すよりは信頼できたかな。
 韓国と5戦はいくらなんでもお腹いっぱいですが、初戦のコールド以外は全て息詰まる熱戦。ともあれ良い決勝戦だったと思います。いやほんと韓国もいいチームでしたわ。

 日本の勝因は……ひと言で言うなら総合力の勝利ですが、まず投手は最高レベルの投手である三本柱(松坂ダル岩隈)を立てたうえに「第2の先発」とされた杉内の出来が素晴らしかったことですか。国際大会で無類の強さを見せた上原が今回は不在でしたが、岩隈がその穴を補って余りある活躍。岩田などは措いておくとして、完全に攻略された投手は殆どおらず、日本投手陣には100点付けても良いと思います。
 打撃陣はイチローが最後で神になりましたが、決勝まで勝ちあがった立役者はもちろん、青木宣親でしょう。MVPはもう変えられないとして、優秀賞があればそれを貰う権利は岩隈杉内青木の3人にあると思います。次点は内川聖一じゃないかな。私は内川にはプロ1年目からこっそり目をつけており「この人はすごい打者になる」という直感があったので、昨年の活躍もそうですし今回のWBCの活躍についても嬉しい限りです。

創作: とりあえず書くだけならタダなので
 少々先のお話。
 未完成ながら一応現時点でもゲームは作れるパビリオンエンジン「GFS」ですが、基礎設計に問題がありツールとしての使い勝手もあまり良いとは言えないため、将来的には廃棄します。何も出さないうちに廃棄するのは勿体無い事この上ないので、何作かはこれで作ってみようとは思います。
 それはそれとして、2009/9月あたりから2010/9月までの丸一年間をかけて、全力というわけでは無くて「ながら作業」ではありますが、今後何年も使っていけそうな改築版である「GFS2」を開発していこうといまのところ考えています。現行のGFS1はそれまでの繋ぎという位置づけになります。以上、机上の青写真(?)でした。

2009/03/23(月)


スポーツ: WBC準決勝 米国4−9日本
 決勝進出キタワァ(n‘∀‘)η ……星野ジャパンとは一体何だったのか(笑)
 この手の大会はもちろん優勝こそが最大の栄冠ですが、ファイナリストになった時点で功績としては十分評価できます。決勝は勝敗ともあれ好勝負を期待します!

 ……と、韓国以外が相手だったらそう言えたのでしょうけれど。
 実際韓国は強いので、もし日本が勝てたなら相手を讃える気満々ですが、日本が負けた日にゃ韓国の選手が何をやって韓国メディアがどういう論調で勝ち誇るかと考えると、やっぱり負けたくないですね。しかし勝負は勝負です。岩隈たのむぞー。

 そういえば楽天の一場がとうとうトレードでヤクルト行きに…。
 トレード要員になりえたのね、とブラックな本音を漏らしてみますが、まあ……新天地で再起頑張ってくださいな。今は楽天を応援している身としては、これで負けの数が減るぞしめしめという気持ちがやっぱりあるのですが(^-^;

雑記: なつかしいものが
 ニコニコ動画&youtubeに迷牢の実況動画が沢山アップされてるのを発見(見てみたい人は検索して探してみてね)。ああみんなはこういうところで詰まったり、何か謎があるかも……と試行錯誤右往左往しちゃうのねぇと興味深く拝見させていただきました。
 製作者本人からコメントでも入れちゃおうかなと思いましたが自重…
 とりあえずこの手のは公開どんどんやっちゃってください(笑)

2009/03/22(日)


スポーツ: ベネズエラ世紀の大失敗
 本日はWBC準決勝:ベネズエラ−韓国戦でした。
 どちらも強豪同士で白熱した戦いになると思いきや…

ベネズエラ代表、エースのF・ヘルナンデスは決勝に温存! 準決勝の韓国戦は昨季、メジャー4勝15敗のシルバが先発
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20090322k0000m050050000c.html

 4勝15敗……?(防御率6.46)
 案の定の結果が、

【WBC準決勝】

韓   国 | 5 2 0 1 0 2 0 0 0 | 10
ベネズエラ | 0 0 1 0 0 0 1 0 0 |  2

敗戦投手:シルバ(7失点)

 これはあのAAを出してくるしかない……旬は過ぎてるけどゴソゴソ。

   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>  相手を舐めすぎた結果がこれだよ!!! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´


IT: 換装成功(`・ω・´)
 XPS M1210は裏蓋を開けなくてもHDの脱着ができるということで、早速元から入っていた120GB(5400rpm)を抜いて320GB(5400rpm)のものに変えてみました。7200rpmやらSSDやら入れてみるのもアリだったかな。
 ベンチマークは以下の通り:



 ノートPCとしてはなかなかの値が出てますね。比較も出しておきます。

-XPS M1210TypeT TZ90NShp tx2005MSI Wind U100
CPUCore2Duo T7200(2.0G)Core2Duo U7600(1.2G)Turion64X2 TL-60(2.0G)Atom N270(1.6G)
HDBench69342450547323433214
CrystalMark80314424305925026705

 ちなみにこの後BIOSとNVidiaのドライバを最新版にしたらD2D系のパフォーマンスが激烈に悪化してしまいました(ノ∀`)タハー

2009/03/21(土)


スポーツ: 国旗刺しのチームには負けたくないわな
 19日のキューバ戦は負けたら敗退のプレッシャーの中で三本柱の一人、岩隈が6回無失点の好投。それを杉内が後を受けての完封リレー。で、20日は順位決定戦という微妙な消化試合でしたが韓国に勝利し、いよいよWBCもベスト4のセミファイナルへ突入します。五輪の星野ジャパンはここまで到達できなかったわけで、まず一つ最低限の結果は残したと言えます。もちろん優勝して貰いたいですが、ともあれ眼前はセミファイナルの本丸アメリカ戦。審判も含めて完全アウェイが予想されますが、先発はメジャーに慣れた松坂というのが安心材料ですか。
 イチローについては、春先は調子が上がらないというのが結局そのままですね。本人も活躍すべき時に足を引っ張る役となり相当気落ちしていたようです。原監督もイチローは勝手に外せないだろうし、ううん。それに引き換え青木は輝いてるなあ。現在のところ、日本では青木がMVPで間違いないでしょう。一応データも探してきました。(コメントは適当に埋めてみた)

WBC日本代表スタメン打撃成績

青木宣親 28-11 .393 ヒット、セーフティバント、攻守なんでもござれ
城島健司 24-9 .375 安定した打撃と安定した投球組み立て
村田修一 25-8 .320 五輪の時よりは奮戦するも怪我で脱落(ノ∀`)
岩村明憲 21-6 .286 好機であまり打てず存在感に乏しい
中島裕之 14-4 .286 重要な戦力だが第2ラウンドの殆どは風邪でダウン
稲葉篤紀 18-5 .278 中距離バッターとして欠かせない存在
福留孝介 17-4 .235 打率はいまいちだが四球選びのプロで叩かれることはない
内川聖一 13-3 .231 第2ラウンドの調子は落ちているが仕事はしている
小笠原道大 23-5 .217 もう少し頑張ってもらいたいところ
イチロー 33-7 .212 不調。ヒットを打つのも大勢が決まったあと

将棋: 順位戦終了
 今期順位戦の最終局となるB2戦でしたが、三つ巴の昇級戦線は先崎八段が脱落し、松尾と豊川先生がB1昇級。大雑把なイメージで階級を相撲に例えると、C2=序の口〜三段目、C1=幕下、B2=十両、B1=幕内(前頭)、A=前頭筆頭以上、という感じかな。B1昇級というのは棋士としてまずは一流の位置まで上り詰めたという意味があり、特にそれが松尾のような若手であれば出来事としても重要。現在の若手は順位戦レベルではB1に渡辺竜王と山崎七段のわずか2人しかいませんでしたからね。松尾は将棋の腕力という面ではやや不足がある気がしますが、戦術研究については渡辺と双璧を成すほど。大連勝こそしないものの大崩れもしないタイプなので、まずはB1の常連化できるかが来期の注目所ですかね?(正直1期抜けは深浦渡辺鈴木久保がいる以上無理と思ってる)
 まあ、あとは……阿久津はよ上がってこーい。

IT: 今年2台目 - DELLの神機
 九十九電機(TSUKUMO)がヤマダの支援を受けてリニューアルということで様子を見に行ってきました。一応全店みてきましたが、まー何か特別凄いというものがあったわけでもなかったですが、多少ラインナップが変わってしまったかな。店の雰囲気までヤマダ化しませんように。
 そんなアキバめぐりをしていたら、前々から狙っていた品とはいえ、OraOraにとうとうメタリックに輝く「XPS M1210」が入荷しているのを発見! 中古品にも関わらず、さっと外観を見て15秒で購入決断とあいなりました。PC買うのにここまでの速さで即決したのは多分生まれて初めて。そんなXPS M1210の購入したもののスペックは以下の通りです:

【OS】 Windows XP MCE
【CPU】 Core 2 Duo T7200(2.0GHz)
【メモリ】 2GB
【ストレージ】 120GB HDD
【ディスプレイ】 12.1インチwide(1280x800)
【AGP】 GeForce Go 7400
【ドライブ】 DVDマルチドライブ
【その他】 無線LAN有、メタル筐体

 XPS M1210はDELLの名機Inspiron 700m系の後継として2006年に発売したハイスペック機です。カスタマイズ可能で、700mとあんま変わらないベーシックモデルが12万円、Core2DuoやらGeForce有にしたカスタムモデルが23万〜30万円。今回陳列されていたのは最終生産期ひとつ前のモデルで、XP(しかも貴重なMCE)付きだというのに中古販売価格は驚愕の¥44980 Σ(゚Д゚;)
 まあ、最近は性能が良くて安い新品の15.4インチ系がゴロゴロしてるから控えめな値段設定にしたのでしょうけれど、殆ど使用感もなく新古品の匂いがするこれに4万5千はありえない。OraOraの人はこのCore2Duo-XP-GeForceモデルは実はヴィンテージクラスの逸品だということに気づかなかったのでしょう。これ10万で並べても欲しがる人はゴロゴロいるはずです。
 まあ、不具合も多発したモデルだったりするのですが、これについては優良個体だといいなあ…

2009/03/18(水)


雑記: 昨日と今日のイベント結果
 将棋。昨日の順位戦C1は、豊川先生か広瀬のどちらが昇級かという話題ひとつでしたが、最後にスーパーあつしくん(宮田敦史)を残してしまった広瀬が負け、安用寺と共に豊川先生のB2昇級が決まりました。来期あたりは広瀬も宮田も上がってもらいたいですねぇ…
 本日の棋王戦第4局は142手まで、佐藤棋王の勝ちでこれで2勝2敗となりフルセットへ。なんか最近は王座戦以外フルセットばっかりですね。見てる方は長く楽しめますけれども。久保八段にはそろそろ初戴冠してもらいたいのだけど……どうなることやら。とても強いのに「羽生に挑戦者決定戦で当たりことごとく負け」「羽生のいないトーナメントは破竹で勝ちあがるが羽生とのタイトル戦でフルボッコ」ばかりでタイトルになかなか近づけない中でせっかく捉えた機会ですしね。

 WBCは韓国に1-4で競り負け。「ミスしたほうが負ける」と王監督の言ったとおりに、初回にミスのあった日本が3点取られて結局そのまま終わり。ダルビッシュは2回以降は本来の投球だっただけに初回が悔やまれます。で、イチローが第2ラウンド9打席無安打ですと……? 四球もあまり選ばないタイプだし、出塁率の悪い打者を1番に置くのはちょっとどうなんでしょうね。原監督も困ってるだろうなあ。
 しかし後ろの投手陣は……四球敬遠四球四球とかどうなのよ。あれでは与えられた仕事を果たしたとはとても言えない。ま、明日勝つことが全てです。がんばって!

 大相撲は……まだ4日目なので個々の所感は後日でいいかな。しかし山本山の存在感はかつての小錦そのものですね。明らかに大物。怪我せずに、相撲の技も磨き続ければ非常に楽しみです。稀勢の里や豊真将あたりが伸び悩んでる間にさくっと抜いてしまったり?

2009/03/16(月)


野球: WBCのオモテとウラ
 WBC第2ラウンド初戦、キューバを6-0で完封キタワァ(n‘∀‘)η
 常勝のキューバにしてみれば、松坂は同国にとって史上最強の壁として立ちはだかってるみたいですねえ(・・;
 ともあれ、これで連勝すれば最終ラウンド進出となりますが、明後日の相手は…
明後日の相手は\
  韓国だってさ  \
          ∧ ∧ \
         (゚Д゚ )__ \    
     / ̄ ̄∪ ∪ /|  .\   
   /∧_∧ またですか・・・.\
  / (;´∀` )_/        \  
 || ̄(     つ ||/          \
 || (_○___)  ||  

 思わず2ちゃん系のAAを貼りたくなってくるほど。
 仮の話として、日本がこの後も快調に勝ちあがり、韓国もとりあえず敗退せずに勝ちあがってくるシナリオを想定すると、日本の対戦相手を順に列挙してみると、

1-1 / 中国戦
1-2 / 韓国戦
1-3 / 韓国戦
2-1 / キューバ戦
2-2 / 韓国戦
2-3 / 韓国戦
3-1 / プエルトリコ戦(例)
3-2 / 韓国戦

 改めて並べるとこれはひどい(笑)。日韓シリーズにグリコのおまけがついたような..
 まあ、全ての犯人はアメちゃん。そもそもWBCって、「野球発展のための祭典を開くけれど、裏の目的はアメリカとメジャーの強さをしらしめすこと」という大会です。第1回もアメリカ有利な流れにしたうえで、(ボブ・デービッドソンなどの助けもありながら)失点率に泣いて敗退したわけですが、今回のルールは「2-win 2-loseなら決勝まで行ける」と考え、しかもメジャー組(アメ、ベネ、ドミ、プエルのどれかの意)が必ず決勝トーナメントに行ける様にグループを配分。(アメリカは)日本やキューバとは決勝リーグまで戦いたくないという、ひどく恣意的な選定によって「ごらんの有様だよ!!」って感じに。アメリカが2次敗退するようならもうWBCは廃止だろうとまで言われてるとかなんとか(^-^; なんだかなー

 まあ、それでも国別対抗は盛り上がるので良いですね。ベストを尽くしてこの後もがんばれジャパン!

雑記: 8-Days Event
 私は常時ノートを携帯し色んな事を書き付けるわけですが、3〜4日ごとに、向こう8日間のイベント情報というものも必ず書くことにしています。例えば3/16〜3/23までのイベントはこんな感じ(自分のノートから転載)

16日(月)WBC(日本キューバ) 勝利! / 大相撲(2)
17日(火)★順位戦C1 / 大相撲(3)
18日(水)★棋王戦4 / ★WBC(韓国戦) / 大相撲(4) / 棋聖戦T(藤井)※実況なし
19日(木)★順位戦B2 / WBC(敗組勝上戦) / 大相撲(5) / 王位L(羽生)※実況なし
20日(金)WBC(2-3) / 大相撲(6)
21日(土)大相撲(7) / ★春選抜(1日目)
22日(日)★NHK杯決勝(羽生-森内)/ 春選抜 / ★東京マラソン / WBC(3-1A) / 大相撲(8) / GvG
23日(月)WBC(3-1B) / 大相撲(9) / 春選抜

 仕事休みたいくらいイベント満載です(笑)

2009/03/15(日)


創作: Gumina Frame Systemをもうちょっと紹介
 ホワイトフルートの人が早速アクションゲームツクールを買ったそうなのですが苦戦しているとのこと。「使いやすいですよ〜」とお墨付きもらうまでは買い控えることにします。で、代わりに「RPGツクールXP Value」のほうはしっかりと買ってきましたよっと。

 前回、そのアクションゲームツクールと領域がおもいっきりかぶってると書いた、私が2006年に開発したバピリオンエンジン「GFS」、せっかくなのでもうちょっと紹介しておきましょう。(実は2006年3月のセルフノートのほうにも紹介記事残ってますが、まあ改めて)
 サンプルexeそのものを出せないのは、あくまで仲間内で使ってるせいで楽曲の著作権が云々とかという事情があるとかなんとか。


 GFSのタイトル画面。「Mode:5」と下にちょこっと表示されてますが、これはタイトル専用のゲームモードが5となっていることを示します。


 「2D平面移動」というアーキタイプを基にしたゲームモード。RPG機能は全くなく、移動と会話のみしか持ってません。


 2D平面モードから一瞬にしてこの「ジャンプアクション」のアーキタイプに変更。迷牢を彷彿とさせる画面ですが、アイテムとかルピーとかの表示も。相当複雑な機能を持ってますが、将来リリースするゲームのために詳細は今のところはひ・み・つ♪


 アクションRPG用のアーキタイプ。いわゆるイース系の作品が作れるように構成されています。ファブルとかポリンとかスポアがいますが友情出演ということで(何


 シューティング用のゲームモード。縦スク専用ですが左右にある程度スクロール可能です。言うまでもなくパッド対応してます。

 このように、アーキタイプを拡張させることによってさまざまなジャンルのゲームが(混在的にも)構築可能なゲームエンジンとして開発していたのでした。GFSでゲームを作る人はプログラムは書かずに、スクリプトファイルを記述して素材を用意するだけでOK!だったりします。一応。
 まあ、実際のゲームとして完成させるためには相当エンジン側のコードを書き足す必要があるわけですが。そこらへんで「アーキタイプ」という考え方を使っているのですが、その実装がちょっと失敗してしまって、一から作り直したい所もあったりして。

 我ながら2006年にこんなん作っておいて放置したままなのは勿体無いと思います(笑)。2007年、2008年はまったく手も触れなかったわけで。
 2005年〜2006年は仕事を休んでいたわけですが、その代わりに作ったものが今動いているGumikiとGFSだったんですよねぇ。前者はゲームではないものの大活躍でしたが、さて後者は陽の目を見ることになるかどうか。

2009/03/15(日)


雑記: MTGのお話
 前にも一度触れたかもしれませんが、1995年より続けてきたMTGの趣味は去年、半引退しました。飽きたとか金が掛かるとかではなくて単に相手を捕まえるのが難しいってだけなのですが(´-`;
 従って、新規エキスパンションなどはもう、出るたびに戯れに1パック買うか程度でありデッキを組むこともしていませんが、何かの折に遊び道具になるようにカードは基本的にそのままです。全部オクに出せば8万円くらいにはなるのでしょうけれどね。
 ただ、思い出は色々ありますので、そこらへんでWebのほうは今後ひっそりと何か書いてみたいなとは思っています。



 なぜか未開封のブースターパックたち(笑)。空気缶みたいな感覚で一部残しているのでした。

2009/03/14(土)


雑記: 迷牢から樹海へ
 ちょっとしたネタ話。
 過去作の「迷牢」は多くの謎と意図を持つ作品でした。今だからこそ話しますが、なんと5部作想定の第1作として作っていたのです(但し舞台も主人公も違う)。故にそれぞれにサブタイトルを必要とし、第1作のそれに"aka colossal cave"(或いは、巨大洞穴)という名前を付与したのでした。
 第1作目ということで出来る限りシンプルに、探索ゲームであるというコンセプトだけを推し進めて作っていたものですが、第2作目以降は攻撃やら道具やらストーリーやらの要素が色々登場する予定でした。まあ色々あって続編構想は頓挫してしまいましたが、このゲームエンジンは初めから第4作目予定のタイトル「樹海に消えた少女」を目指しており、Delphiのプロジェクトファイル名は JUKAI でした。迷牢オリジナル版exeをバイナリ解析すると、


 …と、その名残を見ることができます。
 この消えた残り4作品について、いつ開発スタートするかは分かりませんので詳細は触れないでおきますが、暖めているうちにこの「樹海に消えた少女」はストーリーが2系統に分裂しました。一つはACT専用、もう一つはRPG用のストーリーとして。

 このRPG用の作品企画についてはタイトルを微修正し、「樹海の少女たち」と縮められました。ホワイトフルート公式でも前から一応ちょこっと情報が出てる企画だったと思います。私の数十の持ちストーリーの中でも上位の自信作になりそうなのですが、さていつ着手できるかどうか。ホワイトフルートでやるにしても、その前に作らなくてはいけないRPGが別にあるので待ち行列化してまして(^-^;
 でも、絶対そのうち作るぞー、ということで今日はこの「樹海の少女たち」のヒロインとなる女性キャラの簡易紹介をしておこうと思います。

秋川美佳: 主人公とは中学からの付き合い。気さくな性格。
氷見恵子: 行方不明になった同級生。やや内向的。
夜霧ひのえ: 行方不明になった1年先輩。主人公と直接の面識は無い。
シェアン: 森の奥で出会うことになる女戦士。勝気でお姉さま肌。
ライナ・カーゼット: 森の奥で出会うことになる幼い少女。両親とは既に死別。主人公をお兄ちゃんと慕う。
コーネルハート: 森の奥で出会うかもしれない少女。詳細秘密。
ユーマ=ステリア: 森の奥で出会う、浅黒く耳の長い女性。自称妖精。

 以上7人。マルチエンディングRPGです。まだキャラのビジュアルデザインを行っていませんので、今年の上半期のうちにその作業を行おうと思います。描いたらラフ絵はこちらで公開します♪ あ、ちなみにえち系ではなく一般向けです。
 ゲームデザイン的にはオーソドックスなストーリーメインRPGになると思うので、作り始めれば割とトントン進むことが予想されています。さすがに今年中の完成はないと言えますが、首を長くしてお待ちください。私にもう少し画力があれば漫画とかで描きたいんですけどねぇ(´-`)

将棋: ベテラン奮戦
 順位戦B級1組の最終局が終了。
 A級昇級は井上慶太八段と、高橋道雄九段。B2降級は北浜健介七段と森下卓九段。
 応援していた山崎は負けてしまい降級のピンチだったのですが何とか逃れたようでちょっとホッとしました。しかし、大ベテラン組の井上と高橋がこの期にA級に上がるとはまさか思いませんでした。久保と渡辺は何やってるの(笑)。杉本先生は残念ながら頭ハネ。
 来期は(B1では圧倒的な戦績を残す)深浦と鈴木の出戻り組がB1なわけで来期B1が熱そうですねこりゃ。

 しかし高橋九段は谷川世代の棋士なのですが、谷川先生よりも衰え方が緩やかですね。差し回しがいつも手堅く安定しているのが印象的です。「鬼を越える何か」が棲んでいるA級で残留するのは至難の業だとは思いますが、ちょっと楽しみですね。

2009/03/12(木)


創作: パビリオンシステムがアマチュアゲーム界を活性化させる?
 そういえばツクールシリーズのエンターブレインから「アクションゲームツクール」なるものが出てましたね。今回は触れ込みが凄くて、まとめると「ジャンプACT、アクションRPG、シューティングなどがプログラムなしで作れ、しかも混在も可能!」というものです。ジャンルの混在をアピールするのは従来なかった特徴であり、作れるものの幅もぐんと広く、アイデアと作りこみ次第で物凄い作品が出てくるものと期待されています。
 この製作ツールの登場は私にとってちょっとしたショックでした。と言っても、凄い!というのではなく、「とうとう見つけられてしまったか…」といったものなのですが。

 実は、私はこれと同様のゲーム製作ツールを2006年に一度、部分的に作りました。同様に、イベントシーンOKなジャンプアクションとアクションRPGとシューティングが作れ、混在可能というもの。但し、RPGおよびアドベンチャー系機能の作りこみがまだまだ甘いため、システムも、それを使ったゲームも未発表でした。私はこのシステムをGFS: Gumina(or Game) Frame Systemと呼んでいます。
 「迷牢」は昔、TGWというDelphi用のゲームライブラリを元に作ったのですが、これをベースに、汎用的なジャンプアクション物として拡張できるようなスクリプトシステムであるMOAというゲームエンジンを作成しました。但しベースに使ったTGWはDelphi3専用と非常に古いものであり、今の時代には適合しなくなってしまいましてMOAも今では使えないものとなってしまいました。
 で、2006年になって新しく、各種ジャンルが作れるゲームエンジンとしてGFSを開発していたのでした。HSPで1から書き上げたものですが、システムはMOAを進化させたもので、従って迷牢系の作品には強みを見せます。攻撃もできるし道具も使えますしさまざまな拡張アクションが可能です。このジャンプアクション部分としてのGFSはとっくのとっくに完成済です。

 このGFSの特徴は、「モード」というスイッチがあり、これを切り替えるだけで一瞬にして別のジャンルのゲームに推移できるところにあります。「根本的にはフレーム系のゲームはみな共通している部分がある。マップ表示とキャラ表示などがそうであり、いくつかのジャンルは座標系とゲームのルールが違うだけであり、イベント用のスクリプトなどはそれぞれで共用可能である」という考えに基づいており、おそらく今回のエンターブレインのツールを作った人たちも同じ考えを持っていたと思います。というか、フレーム系のゲームライブラリを作っている人はいくつかのジャンルを同時に取り込めるであろうということについては皆気づいていたのではないかと思います。しかし、複数のジャンルを1つのゲームの中で共存できるようにしようという発想まで至ったかはそれぞれでしょう。私はこうした複合系のゲームを作りたいと兼ねてから思っていたので、それが可能なシステムとしてGFSを構築したのでした。
 などと、私の開発の先着的なことについて触れましたが、ゲームエンジンとしてのできばえについては比較する間でもなく私の完敗です。売り物になるほど洗練に至ってないからこそ、システムもゲームも未発表なままだったわけで。そうなるとしかし困った選択が出てきました。GFSで頑張って作っていくか、あるいは手軽に私のやりたいことが可能かもしれないこのアクションゲームツクールに乗り換えてしまうか? 吟味する必要はある気がするのですが、ただ、人様のゲームツールは便利な反面、自分のプログラミングの習熟の役に立たなくなるわけで……悩ましいところです。まあ高いのでまだ買ってませんが。

 私はこの手の混成ゲームが作れるプラットフォームというかゲームエンジンを「パビリオンエンジン」あるいは「パビリオンシステム」と呼ぶことにしています。新Cカレのほうで、このシステムが今後流行るフレームシステムになるであろうからプッシュしておこうと記事を書こうとしていたくらいでした。
 なお、混成型ゲームについては歴史は古く、というか、むしろ古いゲームにこそ、ジャンルの境界が明確でなかった時代ゆえに発想が自由であり、混成型のゲームが色々出ていたような気がします。有名どころとしてはFCゲーの「ドラえもん」が平面、ジャンプアクション、STGの混成。FCゲーの「チャレンジャー」が平面、ジャンプアクションの混成、FCDの「消えたプリンセス」が平面、サイドビューガンアクション、アドベンチャーの混成……などなど。

 しかし、エンターブレインもRPGツクール、(パビリオン型である)アクションゲームツクールと来たら……アレ出してくれませんかねぇ。マルチゲームスクリプター(MGS)のWindows版。MGSはアドベンチャー系をベースにした完全スクリプトシステムであり、過去「コズミックアーク」や「夢の中の少女」などの旧作でお世話になったものです(´-`)ナツカシヤ

#MGSにもっとも近いのが実はHSPだったりするんですが、MGSレベルのアドベンチャーゲームが簡単に作れるかって言うとそうじゃないのですよねぇ

将棋: なんとか今回もフルセット
 王将戦第6局は先手羽生の完勝で3勝3敗とし、フルセットにもつれ込むことになりました。今回は深浦王位に王将を奪われてしまうのでは? と敗戦局を見るたびに感じてしまってるわけですが、その場合にしろフルセットに常にもつれ込んでるのはさすがか。前期棋王戦(対佐藤、2-3)、前期王位戦(対深浦、2-3)、王位戦(対深浦、2-3)、竜王戦(対渡辺、3-4)。見てる方としては長く楽しめる面はありますが、ただ昔はタイトル戦はほとんど勝ってきた羽生四冠だけに、最近負けるようになってきたのはちょっと心配と言えば心配です。でもまぁ3〜4冠なのに衰えたとか言ってしまっては問題ありますが(笑)。
 深浦王位も現役棋士の生涯勝率ランキング4位(500戦以上)という優れた棋士なのでもう少し人気出ても良いのですが、空気読まない発言がたまにあるからなあ(^^;)。王位の手筋の本とか大変参考になってます。

2009/03/11(水)


将棋: 中原引退……おつかれさまでした
将棋:中原十六世名人「大舞台踏み堪能」 (毎日jp)
http://mainichi.jp/select/today/news/20090312k0000m040040000c.html

 将棋ファンとしては大きなニュース。偉大な、というとゴシップ系事件のせいで味噌がつきますが、棋士としてのの実績で言えば文句なしの大人物でした。休養前は森内・佐藤を竜王戦1組で、羽生名人を銀河戦で破っていたというのに……もう対局で見られなくなると思うと残念ですが、まあ61歳といえばもう定年の歳ですしね。
 その一方で、

最年長棋士・有吉九段、来期も現役 引退の危機しのぐ
http://www.asahi.com/culture/update/0310/OSK200903100110.html

 こっちの火の玉おじいちゃんは頑張るなあ。73歳にしてまだ勝負師ときたもんだ。

おまけに順位戦のお話
 今期順位戦はA級と、昨日行われたC2が既に日程終了。あとは13日のB1、17日のC1と19日のB2がそれぞれ最終局ですね。

 A級――郷田九段が名人挑戦。他棋戦はベスト4あたりで消えることが多く目立たないのですが棋士レーティングではベスト3あたりをキープしており、順位戦の安定した成績もその実力通り。羽生名人とのタイトル戦は楽しみです。降級は、深浦と鈴木でいずれも出戻り。深浦王位は順位戦は苦労してますねえ。
 C級2組――田村、大平の昇級は「ようやくか!」といった感じ。戸辺の2期抜けは大したもの。天彦も来期あたり上がって貰いたいところですが、稲葉や豊島、糸谷、佐藤和、村田顕と強いのが沢山いるからねぇ……個人的には各組筆頭は最終成績に1勝足して上がりやすくしてあげたいのですが、何とかならんのかな今の制度。

 明後日のB1では山崎を応援していますが今期は昇級どころか最終局次第で降級の可能性もあるだけに不安。あとはやっぱり久保に上がってほしいところですが、まあ上がるのは杉本先生かなあ。
 B2は豊川先生、先崎八段、松尾七段の(昇級候補の)うち誰が脱落するかといった戦いに。松尾は放っておいてもそのうち上がれる器なのでここは先崎先生を応援しておきます。阿久津とハッシーももう少し順位戦に星を集めてもらいたいのですが(^^;
 C1で見ると安用寺がすでに昇級を決めているので残り枠は広瀬と銀英もとい窪田先生の争いですか。広瀬五段は既にB2の力量はあると思うので、はやく上で戦ってもらいたいかなー。

 などと将棋の話は結構話し出すと止まらないので、リニューアル後は専用のカテゴリでお話しすることになると思います。

創作: 大ネタ小ネタがざっくざく
 過去に書いたゲーム/ストーリーネタがどんどん発掘されてきてます。いやー、もっと早く整理しておくべきでした。私は書いたものは放置こそすれど捨てないでおく習性があったおかげで95年〜99年あたり(大学生時代)の10年以上昔の書き物についても結構出てきました。
 あとはこれらをどう調理するか。ゲーム用のネタが一番多いわけですが、現状のゲーム公開テンポの遅さから言って消化しきれるとは思えないので、先にエピソード小説っぽい形で書いてみてから後々ゲーム化という流れも考えてみますか。
 また、昔に部分的にであれ公開した作品についても処遇を少し考えてみたい所です。たとえば1997年あたりに同人ソフトで出したAVG「夢の中の少女」とか、1998年〜1999年にかけて就職活動用に作成したスペオペRPG「コズミックアーク」とか。コズミについては第1部の月旅行編はかなり昔にWeb限定公開した覚えがありますが、当時それをプレイできた人がどれだけいたかどうか。いずれにしてもPC98系のソフトである以上、ゲームという形の移植は容易ではありません。
 もちろん小説だったらさくっと書き上げられるかというと、実際には相当のまとまった時間が欲しい訳でして、今はなかなかそういった時間を確保するのは難しい状況。こつこつやっていくしかないかな。ネタはどうやら80本くらい揃っているようなのでボチボチ頑張ります(笑)

2009/03/09(月)


スポーツ: WBC第1ラウンド・決勝
 日本0−1韓国。負けた〜(><)
 プレイの質を比べれば韓国はかなり雑だった気がしましたが、それ以上に日本側が拙攻。打線は水物とはよく言ったものですが、先発の岩隈は5回3分の1を1失点、その後も色々ありましたが抑えまして、投手陣は責められません。まあ、前回WBCは王者になったにしろ2度負けているわけですし、今回もこの敗戦を糧に、第2ラウンド以降頑張ってもらえればと思います。

雑記: 電子化作業中
 アイデア帳をスキャニングして少しずつ電子化を進めています。中身はゲームアイデアだったり、物語の草案だったり小説の欠片だったり、Cカレ系の未発表の考察文だったりと様々。そういえば小説物って私、全然発表していませんね。せっかく自分のウェブサイトという公開の場を持っているのに勿体無いなと感じます。持ちネタは文字通り沢山あるので何か書いて公開してみましょうか、と改めて考えたのですが……どうなのでしょうね。私は正直、ゲームシナリオという形ならともかく、素の形態の小説となると技量が相当に未熟なのです。
「未熟でもいいんじゃない? 別にプロじゃないんだし」と分かってはいるのですが、自分の年齢に不相応なへぼい物を出すのも恥ずかしい、という気持ちも少し働いてしまいます。創作は何歳でも可能だけれども、可能な限り若いうちからやっておいた方がやはり良いということを強烈に再認識させられます。二十歳のときなら思うに任せて書けたものが今は書けない。しかしそれでも、今後の事を考えれば、私はお話を書きたいし絵も描きたいしゲームも作りたいわけで、そうなると内容の出来云々は置いといて、作って公開してみるのがやはり良いのだと思いますので、時間が出来次第、久しぶりにお話書きますかねえ。物語発想そのものの技量は昔の私よりは上達しているのではないかと思います。たぶん(笑)

2009/03/08(日)


近況: ここ最近
 2末までのプロジェクト(ITのお仕事)が終わったら3月は有休を使ってプライベートな時間を確保しよう! と思っていましたが、矢継ぎ早に3月1日からの超短納期のお仕事が入ってきてしまいました(ノ∀`) このパターン多すぎ
 創作計画のほうにも若干の遅延入りそうです。今月中に情報局サイトのリニューアル、新Cカレオープン、ゲーム開発再開の3本立てを狙っていましたが、情報局サイトのほうは来月送りがほぼ確定(><)

 それはさておき、今後の計画を練るために、過去(主に1998年〜)から貯めてきたアイデア帳(※)もこの機会に電子化して整理しようかなと考えているのですが、その数およそ数千枚にものぼっており、まともに整理しようとすると数ヶ月掛かりの大作業になりそうです(笑)。時間的には勿体無い事この上ないですが、整理性も悪くそのうち遺失の可能性のある形態のままにしておくよりも良いかなーと。とりあえずはスキャンして画像化しておく手も有力ですね。

※:専用のネタ帳というよりも、学校の講義ノートや業務用のノートの欠片にアイデアが書き付けられているケースの方が多く、そのため捨てるに捨てられないノートが膨大に貯まり部屋を圧迫しているというオチ



 ためしにスキャンしてみたものの一部。何この古文書(笑)。持ちネタでは最古のものの一つ、1994年原案「ガーネット戦記」の草稿。残念ながら30%以上遺失(x_x

スポーツ: ここがヘンだよWBC
 韓国戦勝利で第2ラウンド進出決定!
 ……しかし最高で決勝も含めて5回も当たる可能性があるとか、やっぱりシステムとしておかしいですね。1位・2位を決めるだけなら2連勝チームが1位ということで問題ないとは思うのですけれどね…。

2009/03/03(火)


スポーツ: もうすぐWBC
 もうすぐWBCが始まりますね。国際試合の野球と言えば、昨年の五輪での韓国の9-0の圧勝に日本の4-5という惨敗の記憶が蘇ります。しかしこの日の強化試合(巨人−韓国)で、巨人が福田に野間口などが奮戦しなんと3-0の完封勝利。ちょっと溜飲を下げましたが、西武1.5軍にしろ巨人1.5軍にしろ日本代表より動きがよいのが何とも(^^;)。しかし都合上とはいえ、韓国を強化してどうすると突っ込みたくもなります(笑)。

 そんなWBCはもうすぐの5日からスタート。初戦は中国なので多少油断しても勝てる相手だと思いますが、やっぱりポイントは土曜日の(たぶん)韓国戦。楽しみ楽しみ。



セルフノート