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∇ 記事難度 初級。HSPの基本命令をマスターした人でも充分理解できると思います。
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VNを作ろうと思い立ち、一からプログラムすることにします。実装すべき機能はかなり多いのですが、その中の一つに、「様々な画面の書き換え」があると思います。一枚絵やキャラ絵を表示する際に、一瞬にベタっと変わってしまうケースはあまりなく、フェードインしてきたり、画面が横からスライドしてきたり…色々あると思いますが、大抵は何らかの特別な効果を用います。こんな効果を最初から用意してくれるプログラミング言語はまずないため、面倒くさがってスクリプト系に走ったり、人様のゲームライブラリを借りてショートカットする結果になったりしますが、画面の書き換えに関して言えば、プログラム的には全然大したことじゃないので、ここで一般的なものについてだけ、HSPのソースでも書いてしまおうかなと思います。(ソースは解析するなりして、モジュール化するなり自由にして下さい。大したものじゃないので) 画面の書き換えのパターンを細かく全部列挙すると何十とあると思いますが、ここでは基本的な(と鷹月が思った)5つだけ挙げておきます。
[1] パレットフェード
[2] ブラインド
[3] ワイプ
[4] ラティス(正式名称知らないので暫定的に命名)
[5] モーフィング これら5つの機能がどういうものか、一目で分かるように実行ファイルを用意しましたのでどうぞ(DISPDRAW.lzh / Windows用)。なお、たかつきCOMPANY製のVSシステム上で動いているため、全体としてのソースは付けていません。
[ETC] その他の画面効果
いままで紹介してきた書換ルーチンはみな、画面全体を対象にしてきました。VNだったらこれでほぼ事足りると思いますが(透過キャラクターのワイプインなどはダメですが)、RPGやAVGはそうはいきません。画面の一部に対してのみ効果を加える必要が出てきます。予め領域(ビュー)を決めておき、書き換え命令時にその領域を指定する…というシステムを実装する必要があります。この場合、パレット変化系がそのままでは使えなくなりますので(周りの画面に影響が起きてはいけない)、少し調べる必要が出てくることでしょう。なお、上でちょこっと触れたVSシステムが、このビュー対応型のシステムになっていますので、ソースはないけど参考までに。 しかし、このアーティクル、ジツは対した事のない内容を、それらしく記事に仕上げてしまった気が…(^^;)。 - 鷹月ぐみな
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