T.G.Inf:: 鷹月ぐみな情報局 2014
クリエイター活動再開準備中

SelfNote201206



2012/06



2012/06/26(火) - 無理やり接着はともかく

スティック型でどこにでも持ち歩けるパソコンが登場! デュアルコアCPUを搭載
http://www.rbbtoday.com/article/2012/06/26/90914.html
 液晶背面のHDMIに直接ぶっさしてる姿はただのギャグですが、僅か39gのUSBバスパワー駆動Android機というのは面白みはあります。低価格Androidタブレットの弱点である低解像度問題がクリアされ、HDMI搭載液晶なら何でも使えるというのは中々。まあ、おもしろガジェットの域は抜けない気がしますが。
 ……小型痛PCの素材に使えなくもない?(^^;

社会: 気分は五公五民


 ということで成立してしまいました。赤字国債刷りまくりの現状、高齢化に伴う福祉額の増大、震災後対策費などを考えれば国民として税負担が増える事は覚悟はしていましたので一概に反対するものではありませんでしたが、2014年4月に5→8%、2015年10月に8%→10%と、消費税が現在の倍となってしまうわけです。15万のパソコンを買ったときの税金が7500円から15000円に。2000万の家を買ったときの税金が100万円から200万円に。そしてこの手の定番として、また缶ジュースの値段も10円上がるんじゃないかと(−−;
 消費税「だけ」の負担増ならまあ……といった感じだったのですが、

2012/04 健康保険の保険料率増(高齢者の負担激増)
2012/06 住民税の控除廃止に伴う子持ち家庭の負担増
2012/10 厚生年金の負担増(平成29年まで毎年増える)
2013/01 復興特別所得税額増(所得税2.1%アップ)
2014/04 消費税3%アップ
2015/10 消費税2%アップ
東電が賠償金や社員のボーナス確保のため料金10%値上予定
他電力会社も、火力負担割合増加による燃料費影響で料金増予定
環境税がどこかで適用開始

 さすがにこれだけ増えますと…。いやもっとありそうな気がしてイヤンですが。気分的に五公五民に向けて走っている感じです。古代と比べてもしゃーないのですが、古代ローマでは所得税は10%(兵役に付くと免除)、消費税に相当するものは1%で、それくらいでもあの広大な帝国の統治がインフラ、安全保障含めて長い間維持できていたわけですから凄いものです。
 何にしても、支出を削減することはまだまだできるはずなのですが、その努力が表に見えてこないので(ナントカ仕分けは単なるパフォーマンスに過ぎないと知れ渡ってしまった)、一市民としては相次ぐ増税にため息をつくばかりとなるわけです。

 とはいえ無駄がすべての元凶というわけでもなく、国としての生産力が低下していることもこうした増税の要因と言えます。日本として国力をもう一度付けていかないと、豊かさは失われる一方だという認識を強く持つべきなのでしょう。「奪われる」ことを嘆くだけではその先が見えてきませんから。

2012/06/24(日) - IDEOS

 6/12に紹介していた「200日利用権SIM付IDEOS」(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1206/12/news061.html)を購入し昨日届きました。¥19800、いわゆるSIMフリー端末です。
 元々私は外でネットする際にVAIO P(パソコン)+L-05A(通信端末)+b-mobileSIM U300(SIM、180日版)を使っていたのですが、このU300が8/8で期限が切れるということで、買い足す代わりにこちらのIDEOSセットを購入してみたわけです。付属の200日SIMはまだ使わずにU300をそのまま装着し、アクセスポイント設定をするだけで普通に利用可能となりました。以下いろいろ感想を。

 まず分かっていた事ですが、IDEOSはAndroid2.2とだいぶ古いバージョンを積んだAndroid端末です。非常にコンパクトですが、画面は解像度も含めてメチャしょぼい。そのせいでたとえばTwitterなどのアプリを立ち上げて呟こうとすると、画面ほとんどがキーボード領域にあてられ、入力している文章が見えない(苦笑)。入力用の端末としては相当厳しいです。一方、閲覧用としては情報量は少ないとはいえある程度実用性はあるようでした。
 もっとも、私はこのIDEOSはスマホとして購入したわけではなくてテザリングを用いた通信端末として購入したわけなので、スマホ的機能はオマケです。VAIO P+IDEOS(Tethering)+b-mobileSIM U300 の構成で無事に外でネットをすることができました。通信速度はSIM的に300kbpsの制約がありサクサクというのは無理な話ですが、L-05Aで使っていたときより安定しているような気がします。また、L-05AはUSB接続型で、さらに使用するためにはパソコン側にソフトをインストールしてさらに設定情報も入力してとか色々面倒だったのですが、アクセスポイントとして無線接続できるようになったことで、このあたりの手続きも非常に簡単になりました。
 が、テザリング端末としてはIDEOSは残念ながらバッテリーが貧弱なため、USB給電をしないとみるみるまに残量が減っていきます。かくして常にパソコン側でUSB接続しながら使うか、モバイルバッテリーを活用するかといった活用となります。
 まあ、テザリングはAndroid端末なら他でもできるわけで、U300が使えるSIMフリーのもっと性能の良いスマホに将来的には乗り換えてしまうかもしれませんが、しばらくはIDEOSを活用してみます。

 一応確認。U300を使うのは月額通信料を抑えるためです。あと払いきりということでの安心感を買っている面もあります。
 "b-Mobile U300 185日版 \12862" http://amazon.jp/dp/B003H4QHZI
 月額換算¥2143。300Kbpsながら、これで外でいつでもモバイルPCでネットができて、単独でもIDEOSで最低限のアクセスができる……というのをどう捉えるかですかね。まあ、VAIO P以外のモバイルPCなんて滅多なことでは外に持ち出すことなんてないのですが(〜゚ー゚;)〜

2012/06/19(火) - 進化しているのかかなり怪しい

8.5時間動作で3万円台から、AMDのAPU搭載11.6型ノート──「HP Pavilion dm1-4200」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120619_541087.html
 dm1-4000/4100(AMDモデル)の後継機となるわけですが……むむ?

型番CPUグラボバッテリ値段
dm1-3000(2011年春)AMD E-350(1.60GHz)Radeon HD 6310(500MHz)9.5時間(HDD)¥49800
dm1-4000(2011年冬)AMD E-450(1.65GHz)Radeon HD 6320(600MHz)9.5時間(HDD)¥39980
dm1-4200(2012年夏)AMD E1-1200(1.40GHz)Radeon HD 7310(500MHz)8.5時間(HDD)¥39980

 前モデルに比べてCPU、GPU共にクロックが下がりバッテリ持続性能が悪化しています(アイドル時消費電力がなぜか9W→15Wに悪化)。チップの世代による細かい向上具合はあるかもしれませんが、これ、下手をすると去年春のモデルdm1-3000より劣化している可能性すらあります。まさか1年半もの間AMDはただ足踏みしていただけなんて事ないですよね…ないですよね…

 一応公正にフォローを入れておくと、今回のdm1-4200からようやくUSB3.0ポートが搭載されるようになりました。現在のところUSB3.0が大活躍するシーンはまだ少ないですが、USB2.0との速度差や給電能力の違いは歴然としているため、今後使うPCには必ず搭載しておいて欲しいインタフェースです。というわけなのでお値段の手頃さも含めて、悪いPCではないと思うのです。が、CPU性能はやっぱりIntel陣営に比べて物足りないというか期待はずれというか。うーん。

2012/06/12(火) - PC関連情報色々

Mouse Computerから985gのUltrabook「Luvbook X」が正式発表となりました。1kg切りはモバイラー的に待ち望んでいた一品です。実機も近いうちに触ってこようと思います。CPUは第2世代止まり。但しそれなりに売れれば後継品としてIvy版が出るものと思われます。横幅は298mmとやはり長めなのは残念。また、この手の製品は家でも外でも使うことになると思うのですが、有線ポートを廃しているのにUSBが2ポートしかないため、USBのやりくりが少し大変かもしれません。いくつか気になる点がありますが、それでも1kg切りは強力なアピールポイントとなるでしょう。

先日発表されたVAIO Tについては優良なレビュー記事が公開されています(http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1206/08/news057.html - ITMedia)。「期待していたものとは違っていたけれどエントリーのUltrabookとしては非常に整っている」という記者評が分かりやすかったです。実際、第2世代モデルの最小構成を選ぶなら¥59800と、日本メーカーのUltrabookとしては破格に安い価格です。但し、Ultrabookで採用される17W系CPUは通常電圧版に比べてクロックが低い分性能も劣るため、家でも外でもどちらでも使う、というのであればやはりIvy世代のCPUを選ぶことをお薦めします。

また本日、アップルがRetinaディスプレイ搭載のMacBook Proを発表しました(http://gigazine.net/news/20120612-next-gerenation-macbook-pro/ - GIGAZINE)。15.4インチではありますが2880x1800はさすがに凄い解像度です。古くはPentiumM時代の最後期にQXGA(2048x1536)搭載の15インチノートがありましたがこれを彷彿とさせます。もっとも、WindowsXP時代は細かすぎると「文字がよく見えない」というドットピッチ問題があり、一般ユーザにはこの手の液晶は受け入れられなかったものでしたが、今日びのMacやWin7ではスムージングが進化しており、このあたりはきちんと調整できるため問題ありません。ここ数年は11〜14インチは猫も杓子もWXGA(1280x800〜1366x768)ばかりでしたが、新型レッツノートやLavie ZがWXGA+(1440x900)を採用したりと少しずつ精細化の波が始まっているようです。ノートメインのゲーマーやクリエイター的にも高解像度化はウェルカムです。

そういえば東芝がシネマスコープ(21:9)対応のユニークなUltrabookを発表していました(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120611_538948.html - PCWatch)。16:9ばかりのノートが一般化している現状面白い動きと言えます。こうした変種ノートは一時期はソニーのお家芸でした(VAIO C1、VAIO P)が、最近は東芝が果敢に切り込んでいる印象があります。例によって成功してるかどうかは別の話ですが、このアスペクト比のPCは、横に2つ作業ウィンドウを並べることができるため案外アリだと思っています。

4月以降、急激にSSDの価格が低下しています(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/market/20120612_539430.html - PCWatch)。あまり知られていませんが、突然このような流れが起きたわけではなくて、2010年の時から既に「2012年に大容量低価格化が実現できる」という見通しがあり、その通りに進んできたわけです。128GBで¥7000、256GBですら¥15000! ここまで下がってきたことで、今後どんどんモバイルノートへのSSD搭載比率が高まっていくことでしょう。実際、動画収集&作成のような容量食いの使い方をしなければ128GBあれば結構持つものです。いまやCPUの性能は格段に向上しましたが、HDDの遅さがボトルネックとなっている部分が結構あり、OS起動時の待ち時間があいも変わらず遅いのはHDDを使っているせいです。UltrabookはこのSSDモバイルの普及の推進剤となることでしょう。

b-MobileSIMで有名(?)な日本通信から、「日本通信、IDEOSと“200日間SIM”を1万9800円でセット販売(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1206/12/news061.html - ITMedia)」なるニュースが。b-MobileSIMの6〜7ヶ月版の実売が¥13000前後なので、IDEOSが¥7000で手に入る計算となります。SIMフリー3G端末は海外物なら(Huaweiとか)1万円切りで手に入るご時勢ですが、IDEOSは一応なんちゃってAndroid端末(2.2.1)でもありますし、テザリング+機器として案外重宝しそうです。といってもb-MobileSIMの速度はお世辞にも速いとは言えないので、今日びのスマートフォンユーザが使うとその遅さにビックリしそうですが(笑)。というか、Android2.x版IDEOSの在庫処分キャンペーンなのではないかという疑惑が…。

いま安くて優秀なモバイルノートが欲しい! という人には何を薦めるべきか。Atomは第3世代(N2800)が登場していますが、ゲームや作業にも使いたいよという人には相変わらずスペック不足です。Ivyは出たてということで若干お高めとなり予算外となってしまうかもしれません。となると残るはAMD陣営とSandyBridgeノートとなります。しかしAMD E-450は350の後継ながら、グラフィックはともかくシングルスレッド性能が今一歩力及ばずと言った印象です。Brados2.0も発表されていますが、こちらも性能向上が微妙なのですよね…。なまじっかSandyが優秀すぎるのがいけないのですが、AMDはTrinity世代まで待ちが良いかもしれません。ともあれ、現在お薦めできる安いSandy世代のモバイルノートは以下の通りです。いずれもこのサイトで以前から紹介してきているモデルですね。

ASUS U24E ¥47000〜
http://kakaku.com/item/K0000308806/
コストパフォーマンスでいえばSandy時代のノートでは第1位間違いなしの名機だと思います。若干ドライバ周りの完成度が低いのが欠点でしょうか。

hp Probook 4230s(処分品) ¥44000〜
http://www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=41234053/-/gid=UD26280800
銀色の使い方を良く心得ているクールな12インチノート。未使用ながら処分価格ということで破格に安いです。

Luvbook S ¥49800〜
http://www.mouse-jp.co.jp/m-book/luvbooks/
若干キーピッチが狭いのが難点ですがおしゃれなカラーリングで、サブノートとしては非常に優良です。(なお、Celeron Bモデルはグラフィック性能が低いのでお薦めしません)

VAIO T11(Sandyモデル) ¥59800〜
http://store.sony.jp/Special/Computer/Vaio/T11/index.html
Sandyモデルなら安価で、それでいてハイブリッドHDDなので通常のノートよりも高速動作します。重量、横幅はモビリティ的にやや不満がありますが実用性は高いと思います。

2012/06/05(火) - ソニー夏モデルと新型レッツノート

 昨日発表となったソニー夏モデル一覧(http://store.sony.jp/Product/Computer/Vaio/index.html)のノート部門について軽くチェック。

 別々のシリーズで複数のサイズが並立していて激しくカオスだった状態を、今回ようやくEシリーズとして統合してスッキリさせたようです。前モデルと並べてみました。

2012年春(前モデル)
モデル名11インチ13インチ14インチ15インチ16インチ17インチシリーズ用途
VAIO F大型パーソナルエンターテインメント
VAIO Eスタンダードノート
VAIO Cカジュアルプライベートノート
VAIO YCULVノート
VAIO Sハイグレードモバイル
VAIO Zフラグシップモバイル

 EとCの違いは販売員ですらよく説明できない有様でした。EはBX系列、CはN系列からの派生だったとか生産ラインが全然違うとか事情はあったらしいのですが…。

2012年夏
モデル名11インチ13インチ14インチ15インチ16インチ17インチシリーズ用途
VAIO Eスタンダードノート
VAIO Sハイグレードモバイル
VAIO Zフラグシップモバイル
VAIO TUltrabook

 F/E/C/Yシリーズを統合してEシリーズにまとめ、別途Tシリーズが復活。SとZはポジション変更無しのようです。Tは役割を終えたY系の置き換えという見方もできますか。但しTはそのモビリティにおいて期待外れだった点は昨日延べた通りです。

 対して本日、パナソニックもレッツノート夏モデルとしてSXの強化版を発表してきました。

パナソニック、第3世代Core搭載の12.1型「Let'snote SX2/NX2」(PCWatch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120605_537675.html

 価格帯は2ランク上ですが、横幅は今回のVAIO T11よりも短くそれなりに薄型、ドライブ無しモデルではSバッテリで1.12kgで9時間稼動、Lバッテリで1.33kgで何と18時間稼動! 要するに値段以外VAIO T11が勝っているところを探すほうが難しい製品。(そもそもUltrabookじゃないけど)

NEC、Ultrabook「LaVie Z」のCPUと液晶解像度を公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120605_537833.html

 また、NECのUltrabookの仕様も本日追加公開されました。Ivy搭載で13型だけど高解像度ディスプレイ搭載確定で、前情報通りに重量999g以下でバッテリ持続8時間越え。これも横幅以外VAIO T11が勝っているところを探すほうが難しい製品。
 NECはVersaProVSやVJ10などの1kg切り製品を昔から開発しており、今回のZもその延長線上の製品と捉えることができますが、ソニーはせっかくVAIO P、VAIO Xという同カテゴリの製品を作っていたにも関わらずタブレット(VAIO Tablet)に鞍替えして、軽量PC開発からサヨナラしちゃったんですね。そのタブレットも全然反響無いですし…。(一応フォローしておくと、Android4.0更新以降は中々使い勝手の良い製品になってます)

2012/06/04(月) - 残念賞

 IvyBridgeのモバイルCPU群が6/3より解禁ということで、今週から続々とIvy搭載のモバイルノートが登場していきます。早速本日、ソニーのVAIO夏モデル群がこれに合わせる形で発表となりました(http://store.sony.jp/Product/Computer/Vaio/index.html - ソニーストア)。その中にはあの「VAIO T」の姿もあったわけですが…

ソニー、同社初のUltrabook「VAIO T」シリーズ(PCWatch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120604_537058.html

>11.6型は「Tシリーズ11」
>本体サイズは約297×214.5×17.8mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.42kg

 297mm…(゚д゚)ポカーン

 往年の名機VAIO Tが復活したと思ったら何ですかこの横幅は。そして期待していたほど軽くない。コレジャナイ感が漂ってきました。例のグラフリストに載っけてみます。


 T11はTX/TZ/TTシリーズの延長線上にない製品ということを思わされます。まさかLet's Note SXより横長になるとは思いませんでした。SXの長さを知らない人のために別の製品も挙げますが、ThinkPad X201がSXと同じ295mm製品です。それよりも横長。Ultrabook仕様のために横幅を悪い意味で犠牲にしたようです(※以前触れたけど、薄型のせいでキーボード部分にコネクタ差込口が仕込めないとかそういう事情で広くなるわけです)。ついでに重量についてもTシリーズで比較しておきますと、

VAIO Type-T(T) (1.38kg) ※Type-T系初代。10.6インチ
VAIO Type-T(TX) (1.25kg)
VAIO Type-T(TZ) (1.02kg〜)
VAIO T/TT(1.14kg〜)
VAIO T/T11(1.32kg〜1.42kg) ※たぶんSSDのみが1.32kg、ハイブリッドが1.42kg

 T11の重量帯はTZに全く及ばないレベルであることが分かります。「Ultrabook」であることで実用性の保証をしていること(CPU性能、バッテリ持続等)は否定しませんが、そのために失った代償というものがだいぶ大きいな、という印象です。ベゼル部分も無駄に広いし。実はこれ12.1インチ液晶載りますよね…。
 ということでVAIO Tマニアの私からすると、このたびのT11への印象は相当に微妙です。デザインも現時点では銀+黒しかないですし。
 まあ、CPUは第2世代〜第3世代と選べ(てっきり第2世代限定かと思ってました)、Ultrabookながらも最小価格をASUS系よりも安い¥59800と絞ってきたので、コストパフォーマンス的に悪くはないです。国産メーカー!ということも踏まえて、競争力は多少はあるんじゃないでしょうか。ただ、Tの名を継ぐなら継ぐでモビリティ性をもう少し頑張って欲しかったところです。往年の名機VAIO NOTE 505(Extreme)なんて、先端部の薄さ9.5mm、重量わずか785gだったんですぜ(http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCG-X505/feat1.html)。そういうビックリ感が最近のソニーの新製品から失われてしまってるのがちょっと残念です。そこらのUltrabookと右へならえな製品ですよね。(キーボードの打ち心地は試さずともASUSやAcerのよりは安心できると分かってるけれども)

 などなど、ブーたれつつもIvyCPUのプロセッサキャンペーンが始まったら何だかんだで1台買ってしまいそうです(苦笑)。わたしゃソニーに甘いのさ…




セルフノート