T.G.Inf:: 鷹月ぐみな情報局 2014
クリエイター活動再開準備中

SelfNote201210



2012/10



2012/10/24(水) - iPadとKindle

 iPadの新製品発表、およびKindleのようやくの日本市場投入発表。Windows8発売目前の中、また色々と市場が動きますね。
 Kindle系についてはKindle Paperwhiteの方を注目します。「従来に比べてマシになった」と思えた新ソニーリーダーが「600x800のバックライト無し」に対して、Paperwhiteは「768x1024のバックライト有(但し上部照射型)」と2点のアドバンテージ。電子書籍においては解像度は非常に重要なのでこれだけでも興味が惹かれますが、あとは操作レスポンスはどうか。電子書籍ストアについてはあのアマゾンですから、競合他社にとっては非常に脅威となるものと思われますが、電子書籍はやはりもう少し安くあるべきと思っている私にとっては、各社ともに危機感を覚えて、そのあたり調整してくれることを期待します。ただ、この競合他社というのがシャープとかソニーとか、経営状況がすこぶるよろしくない会社だけに今回のアマゾンの本格参入は色々不安なんですよねえ……なんだかんだ私は日本企業を応援したいです。
 iPad関連の話はまた別の機会に。

おまけ
 最近マトモに絵を描く機会すらなかったのですが、昨日ひさびさに1枚描きました(→ROイラストページ)。もう少し落ち着いてきたらしばらくお絵かきとお話書きでしばらく過ごしたいわぁ…

2012/10/21(日) - 近況とPC関連のおはなし

 さてもう気がつけば10月も下旬です。11月になればもう年末の足音も聞こえてきます。1年過ぎるのは早いですね。

PC: 物欲魔人2012

 毎年何台ものPC(特にノートPC)を買っている私ですが、今年を振り返りますと…

1. Galleria VF2
 DOSPARAで購入。画像閲覧用途のフルHDの15.6インチノート。SandyBridge世代の廉価モデルであるPentium B960搭載
2. VAIO Type-P VGN-91NS
 長らく外出用に使ってきたType-Pのスペアとして。(ソニーもVAIO Pの後継を作る気が見えないので)
3. Dynabook RX2
 イオシスで購入したCore2Duo SU9300ノート。
4. Dynabook RX2
 イオシスで購入したCore2Duo SU9300ノート。OS(XP Pro)をWin7に、HDDを80GB→500GBに換装した上で父親に贈呈
5. Dynabook RX2
 イオシスで購入したCore2Duo SU9300ノート。ハイブリッドHDD(750GB)に換装済
6. hp Probook 4230s
 SOFMAPで購入。HDDを160GB→SSD 256GBに換装済

 現在のところ6台購入というわけですが(そのうち同じものが3台も…)、中古や特価品モノ主体なので実はそこまでお金を湯水のように使っているわけでもなかったりします。
 Sandy世代のPCも、去年買ったASUS U30Jc、ASUS U24Eも合わせてだいぶ増えてきたので、そろそろ購入の軸足はIvy Bridgeに移していきたいと思っています。また、デスクトップPCの方はそんなに使っていないのですが、今までのセンターサーバがPhenomX4 9350eとそれなりに古くなってしまったので、そろそろこちらも買い替えようと思っていますが、年内か、あるいは年越してからにするかは検討中です。

 もうすぐWindows8も登場し、ハイブリッドタイプのノートPCもさまざま登場してきます。変態型ノートPC(悪い意味のヘンタイではなくて)の第2世代はまだまだこなれてない事が予想されるので、すぐに飛びつくかは微妙です。
 IGZOパネル乗せた軽量小型のハイブリッドノート早く出ませんかね〜

創作: 製作近況

 現在製作中の新作ゲーム「プロジェクト"D"」(コード名)ですが、現在のところの完成度は10%くらいでしょうか。去年リリースした「呪われた古城」は私はゲームデザイン主体でのみの参画だったのに対して今回はプログラムやらマップ製作やら、全体の8割近くの作業を一人でやっています。一応年内のリリースを目指して進めてはいますが、いかんせん作るものが多すぎて中々に大変です。(人手が足りないので音楽やマップ製作のヘルプさん欲しい…)
 そんなこの作品のゲームジャンルですが、GFS(自作のゲームエンジン)を使ったアクションゲームという事だけお知らせしておきます。また詳細は語れる段階ではありませんが、GFSの柔軟性を活かしたギミックが盛りだくさんの作品となるでしょう。
こうらドロップス?スポアたん?
△本番で使われるかは不明ですが、開発中の画面ではこんなキャラクターが動いているらしいです(笑) ドコカデミタヨウナ
(マウスカーソルを合わせると開発中の仮名称が…)

2012/10/08(月) - ファーウェイ疑惑

米議会 中国通信会社の活動に懸念
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121008/t10015589461000.html

>アメリカ議会下院の情報委員会は、アメリカに進出している中国の通信機器メーカーが、中国政府や軍によるスパイ活動に関与している可能性があるとして、去年11月から大手の「ファーウェイ(華為)」と「ZTE」を主な対象に調査を行ってきました。

 ファーウェイの経営陣は人民解放軍出身者が多いという話もあるようですね。
 そんな一方、日本では…

ドコモ、中国 Huawei 製スマートフォンを低価格1万円台で2012年10月以降に発売、LTE 通信やワンセグ対応のモデル
http://gpad.tv/topic/ntt-docomo-huawei-smartphone/

 警戒感ゼロ\(^o^)/オワタ
 ちなみに、Eモバイルと日本通信の機器の多くはこのファーウェイ製です。まあ仮に色々仕込まれていたとしても個人レベルから情報をことごとく盗んで何かするなんて事は考えにくいことですが(すぐに露見する)、機密情報を扱う組織は多少なり警戒はしておいた方が良いのじゃないでしょうか。中国は以前より偽シスコルータの話題もありましたし最近では、
"マイクロソフト、中国で出荷時からマルウェアを含むPCを発見――工場でプリインストールか?"(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120917-00000001-cwj-sci
 なんてニュースもありましたしね。
 なお、米国側の報告ばかり信じるのも公平性に欠けますので、ファーウェイの2011年のニュースリリースである「ファーウェイの公開書簡」(http://www.huawei.com/jp/about-huawei/newsroom/press-release/hw-u_103134-huawei.htm)の反論も一応ご覧くださいませ。

2012/10/07(日) - 新PCまたまた導入

 ゲーム用に活用していたXPS M1210がどうも壊れてしまいまして、これを機にノートPCを1台新調することにしました。


 ということで、hp Probook 4230sです。去年、SandyBridgeモバイルノートが続々と登場し始めた頃から一番の注目株としてマークしていた機種です。(2011年5月24日のセルフノートとか。値下がるのをマークしていたらASUS U24Eが出てしまったせいで結局いままで買っていなかったのですが)
 12.1インチながら横幅288mmと比較的スリムなのがポイント。これの最後期モデルであるCore i5-2540M(2.6GHz)搭載モデルの良品中古が驚きの¥39800で売られていたため速攻で購入し、10/06(土)の夜に届いたというわけです。
 そしてメモリを2GB→4GBに交換しただけでなく、今回はSSDの換装も実施しました(`・ω・´)!


▲定番のWindowsエクスペリエンスインデックス(Win7 32bit)。貫禄のHDDスコア7.9! CPUのスコアもなかなかのものです。


▲こちらはHDBench。換装したSSDは、ADATA SP900 256GB(http://jp.adata-group.com/index.php?action=product_feature&cid=3&piid=171)です。4230sがSATAIIIに対応していたらもっと早くなったのでしょうけれどねー。

 SSD導入によって当たり前ですが、起動だけでなく全体的にサクサク感がものすごいですね。寝床で使っているメインノート(ASUS U24E)と交換しちゃおうかしらと検討中です。

 なお、Probook 4230sは現在はもう生産終了となっており、後継も出ていません。これは絶滅というのではなく、Ivy用モバイルCPUがまだ本格的に登場してきていないせいもありそうです。
 なお、在庫品はまだソフマップで取り扱っているらしいので興味のある方はどうぞ(但しCore i5で¥39800というのはさすがに無いです)
http://www.sofmap.com/search_result/exec/?mode=SEARCH&styp=p_bar&product_type=USED&gid=PC00000000&keyword=4230s

4230s換装メモ
 検索で将来やってきた人のために4230sの換装について記述しておきます。

 Probook 4230sの換装は比較的簡単です。バッテリを外す時に2つのツマミを押し込みますが、このツマミを押し込んだ状態で裏蓋を手前に引くと外れます。ここまではスクリューレス(ドライバー不要)です。
 何やらバッテリの裏側にネジ口が2つあり、片方だけネジが締められていますがこれは換装作業に全く関係のないネジなので無視していいです。
 裏蓋を開けるとメモリにアクセスできるようになっていますが、ハードディスク部分はさすがにドライバーが必要となります。HDD脱着手順については裏蓋の裏側に図がありこの通りにやっていけば確かに脱着できるのですが、ちょっと分かりにくかったです。
 まず@HDDを固定している四隅のネジをドライバー使って外します。
 続いてA特殊形状のSATAコネクタを引っこ抜きます。通常のSATAのアダプタはこの時点では抜けません。このコネクタ、黒いビニールでつまんで引っ張れるようになっているのですが、「え、これ引き出せるの? 力入れたら壊れそうなんだけど・・」と不安になる作りです。ですが力を入れるときちんとコネクタが抜けます。
 BHDD上部のあたりを右上に引っ張るという図解がありここも分かりにくい。Aで抜いたコネクタの細い黒ケーブルを左に沿って抜いていき、このケーブルを引っ張るのが正しいです。これも同様に「これ力いれたらポキっとケーブル切れて一巻の終わりじゃね?」という不安にかられるのですが、@でネジを抜いていれば実はすでにHDDユニットは本体から浮いてます。安心してこの黒ケーブルを上に引っ張ってください。そのままHDDユニットがガコっと持ち上がり外せるようになります。
 CHDDユニットは4つのネジでマウンタ固定されているのでこのマウンタを外します。これでようやく元から入っていたHDDを取り出すことができました。それで分かったことなのですが、このハードディスクは通常のものより薄いタイプです。なので、通常のサイズのHDDやSSDで交換すると、下地にしている緩衝材の厚みの分だけはみ出して固定できなくなります。緩衝材のシートを惜しいですがビリリと破きましょう。そうすれば交換したユニットをマシンに再装着することができるようになります。

2012/10/01(月) - Windows8の足音

 この日、VAIOの秋モデルが一部発表となりました。

ソニー、Ultrabook「VAIO T」シリーズにDVD搭載14型モデル
〜13.3型にはタッチパネル搭載モデル追加(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20121001_563263.html

 発売は10/26ともう少し後ですが、いよいよWindows 8搭載です。
 T13はタッチパネル搭載モデルが投入されましたが、T11についてはWin7→Win8になった程度。そのかわりに11型には新顔であるVAIO Duo 11が別途投入されることになりました(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20121001_562929.html)。
 T11はとりあえず安めなUltrabookというだけで薄い以外は横幅大きいし(29.7cm)重いしで微妙感が漂っていましたが、こちらVaio Duo 11は11インチでフルHD液晶搭載、しかもタブレットモードに容易にチェンジできる機構を備え、Windows 8と合わせて新時代のモバイルPCの入口機になりそうな気配を漂わせてくれます(スライド方式についてはEee Pad Sliderが先着していますが)。但し11インチといっても横幅32cmあり、これはMacbook Air 13などの13インチノート級の横幅となりますから注意が必要です。

 ところでWindows8って、Windows7とどれくらい違うの? って話ですが、以下の記事を読んでおくと良いかなと思います。

これだけは知っておきたいWindows 8 11の疑問(β編)
http://ascii.jp/elem/000/000/676/676225/

Windows 8のエディションはWindows 7と何が違うのか?
http://ascii.jp/elem/000/000/691/691930/

 Modern UI(旧名称Metro UI)を従来のWindowsのデスクトップと同レベル、あるいはむしろデスクトップに優先する形で搭載するWindows8。これはスマートフォン、タブレット市場が成長を見せ続ける中で、それらとの親和化を図るべく投入されたものです。基本的にタッチパネル利用を想定したインタフェースですが、消費者の一定割合で存在する、ブラウザやメールくらいしか使わない「PCのいつまでも初心者層」にとっても、よりシンプルにコンピュータを扱えるということで歓迎されるかもしれません。(もっとも、新しい操作を覚えてもらえるかどうかw)
 が、デスクトップを使いこなしていた層がタッチパネルなしにこのModern UIを好むかどうかは果たしてどうなりますか。確かに従来のWindowsと比べるに明らかに異質な存在なのですが、スマホ類のフロント画面を活用しているユーザ層にとっては案外すんなり受け入れられるものなのかもしれません。
 ただ、Modern UIが新時代のグラフィカルインタフェースなのかというと実はそうでもなくて、1994〜1996年頃のWindows3.1時代を思い出す人たちがいるのではないでしょうか。Win3.1のGUIがかなりショボかったこともあり、特にNECが独自カスタマイズする形で独自GUIアプリ「98ランチ」を通常のデスクトップに上乗せする形で提供していたことがあります(Fantasy様 http://park19.wakwak.com/~fantasy/ のサイトに画像があったのでURL拝借させていただきます→ http://park19.wakwak.com/~fantasy/myroom/pc/98lunch.gif)。まあ、98ランチもこれはこれで今見ると「Lotus Notes…?」とか思ったりするわけですが、ともあれ、Modern UIは時代の要求に答える形でデビューするにしろ、アプリランチャーをメインに据える発想は20年近く昔から既にあったということは特記するに値します。

 で、Modern UIの件はともかく実際Windows8はどうなんでしょうね。
 XP→Vistaで爆死して、Vista→Win7でかろうじて生き返ったWindows市場ですが、Win7→Win8は……まあ、「タッチ非搭載PCには無理に導入する必要なくね?」って事で、OSのみの積極的な乗り換え購入は低調になるんじゃないでしょうか。ベンダーがWin8に切り替えてくるから仕方なくそっちを使っていくという感じで。
 ただ、XPのサポート最終期限が2014/4なので、まだまだXP現役の方に、「XPサポート終わると大変なことになるよ><」と脅しを少しずつかけていき、Windows8に乗り換えさせる……という流れはそのうち出てくると思われます。

雑記:近況とかとか

 前からちょろっとお伝えしているゲーム製作の「プロジェクト"D"」。いろいろあって一度開発止まったのですが現在は細々再開しています。画面写真とか見せたいのですが、見せると一発でジャンルも含めてバレるのでもうしばらくは水面下進行ということで。ただ、当初の完成時期より大幅にずれこんでます(−−;

 気が付けばもう今年も10月なんですねぇ(´-`)
 毎年、今年はがんばるぞーと息巻くのですがその日その日をヒーコラ過ごしているとあっという間に1ヶ月ずつ過ぎてしまいます。お絵かきもすっかりご無沙汰で、前回のSonyReaderネタの所でさらっと殴り書きしてたのが久々だったのですが、間が空くとすぐに画力がLv2くらいにレベルリセットされてしまうという…やっぱり物事は継続しないとですね。うーん。



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